ANAが社員の副業の範囲を拡大する方向で検討しているというニュースがありました。
他の会社とも雇用契約を結べるようにし、新型コロナウイルスの影響で航空需要が落ち込んで、収入の増加やスキルアップにつなげることが狙いで、ANAのパイロットや客室乗務員を含む全従業員の1万5千人が対象ということです。
今回はANAの副業範囲拡大は2021年のいつからなのか?
今後大胆なリストラはあるのか?
世間の反応も踏まえ予想してみたいと思います。
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ANA副業範囲拡大は2021年のいつから?
こんな時代だから、自分で稼ぐスキルを付けなきゃダメ。
今は国も企業も面倒見てくれない。(と言うか見れない)新型コロナ:ANA、副業を拡大へ 他社と雇用契約可能に: 日本経済新聞 https://t.co/uKSnq3TwV0
— 格安SIM代理店@team Porter (@SIMteamPorter1) October 11, 2020
大手空輸会社ANA(全日本空輸)。
2020年4月の新型コロナウイルス感染のパンデミックによる緊急事態宣言で止ってしまった航空業界。
9月から少しづつ飛行機の運航が再開していますが、コロナウイルス感染の世界的完全収束はほど遠い状況で、世界とのつながりを持つ空港・航空業界では100%の稼働はまだ見通しがつきません。
ANA、JALなどの大手飛行機業界も、赤字に転落してかなりの大打撃を受けています。
一時は医療従事者の助けとして、不足に陥った感染予防の医療用ガウンの縫製作業にまで従事する話題もあったほど、空港業界としての職が全面ストップしていました。
そんな中、2020年10月10日付のニュースで、「ANA、副業を拡大 他社と雇用契約が可能に」などと大々的にアナウンスされました。
全日本空輸(ANA)はパイロットや客室乗務員を含む全従業員1万5000人を対象に、勤務時間以外の副業を認めて、外部の会社との雇用契約(W契約)を結べるようにする方針を固めました。
ただこれまでも勤務時間外に家庭教師として働くなど、個人事業主としての副業は認めていたそうで、今回はその範囲を拡大して、社員が他の会社にパートやアルバイトとして雇用契約を結んでもいいということになったものです。
2021年の開始を想定し、労働組合とその詳細を今後詰めていくことになりました。
ということは、早くて2021年春から解禁という事でしょうか?
コロナ禍でリストラされるよりは、まだマシな温情対応だと思います。
今年はほとんどの会社が、夏のボーナスもなかったでしょうし、
それでも定期的な収入があることは、もらえるだけでもありがたく感じる・・・、
そういう世の中に一気に変貌してしまいました。
感染症が世界に広がるって、こういう悲劇が起こるんですね。
大企業と思われている業界でも、内情は火の車、相当カツカツなのでしょう。
こういう世情をみていると、私達の命を守ってくれる最後の砦の「医療業界」は、もっと深刻なのではないでしょうか、、、心配です。
ANAの副業範囲拡大で今後大胆なリストラはあるのか?
ANAの希望退職、年収3割減、採用中止が話題ですが、この2ヶ月での大企業のリストラ報道・発表↓
・コカコーラBJH : 900人削減
・東芝 : 子会社770人削減
・三菱自動車 : 600人削減
・武田薬品 : 30歳以上希望退職募集
大企業でも一寸先は闇。
— hari | 仕事カフェ (@harinezumi_vc) October 8, 2020
2020年5月、チリのラタム航空(LAN/LA)や、コロンビアのアビアンカ航空(AVA/AV)が、米国に対して破産申請しました。
またタイでは、タイのLCC(低コスト航空会社)のノックスクート・エアライン(NCT/XW)が、現地での経営破たん申請、というニュースもあります。
2020年8月には、英ヴァージン・アトランティック航空(VIR/VS)が、
米国で破産申請をしています。
10月に入って、格安航空(LCC)のエアアジア・ジャパンが年内で日本での営業撤退を発表。
日本航空の2020年4~6月期決算は赤字937億円、2009年に迎えた経営破綻前と同規模だそうです。
ヨーロッパの航空大手「ルフトハンザ」や、「エールフランスKLM」は、政府からの資本注入を受けるなど国家的・公的支援に乗り出しています。
空港業界では多くの経営破たんが続いていますが、ANAが打ち出した、副業OK施策はどうなのでしょうか?
コロナ禍において今後、ANAでの大胆なリストラはあるのでしょうか?
そのまま会社に残ってもらいつつ、副業で得た別業界での経験やスキルを航空業界の業務拡大に生かしてもらい、新たな人材確保を削減する狙いもあるでしょう。
この副業範囲拡大は、いわゆるリストラ回避の一つだと考えられています。
給料減額で冬のボーナスはなし、希望退職者も同時に募集はするものの、残った社員は在籍したまま副業で稼いでも良いから、新しいスキルを会社に持ち込んで貢献して欲しい、ということですよね。
でもコロナ以前から、副業OKにしている企業って増えてきた感じもします。。。
コロナ感染が拡大したお陰で、「副業OK」ということが大きな声で言えるようになってきた面もありそうです(-_-メ)
世間の反応
コロナは副業時代を加速させましたね。
副業ではなく複数の収入を持つ複業が今後の働き方の当たり前になります。
一つだけの仕事で生きていく時代はもう過去のものに。ANA、社員の副業を大幅拡大へ 他社で雇用契約OK:朝日新聞デジタル https://t.co/8gREUoLHtb
— K.TB (@sanctuary1158) October 10, 2020
企業での副業可能に対する世間一般の反応はどうなんでしょうか?
ちょっと調べてみました。
- 経営が厳しいという理由だけでなく、社員個人としてはスキルアップとしてきっと良いですよね!
- 今の時代は副業OKにしている企業が多いですよね?
- ANA客室乗務員から、英会話習ってみたい!
- ANA、副業拡大とか相当ヤバイのでは!?
- 副業をしないと暮らせないような生活って嫌。
- 給料減額しておきながら、副業禁止って会社よりはまだまし!
- Uber eatsとかで体力つける人も増えるのかな。
賛成意見や反対意見が色々と出ています。
何はともあれ、
世界規模で起きたコロナのパンデミックによって考えられる事といえば、
一寸先は闇!
ということでしょうか。。。
まとめ
コロナ禍の影響による業績不振で人件費削減の動きが、大企業でも加速状態です。
みずほ銀行も週休4日制の導入を検討しています。
終身雇用制度の崩壊は既に始まっています!
副業や投資をすること、お給料以外での収入を自力で稼ぐ努力が必須になりそうです。
収入源は複数から確保できる道を、本気で考えることが大事そうですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。