3月15日に公開の『君は月夜に光輝く』に永野芽衣さんと北村匠海さんが出演されています。
治療法のない難病の『発光病』という病に侵されてしまった女子高校生まみず役に永野芽衣さん、まみずの同級生の男子高校生、岡田卓也役を北村匠海さんが演じます。
この物語の中で主人公のまみずが侵されている病気『発光病』とは実際にどんな病気なのか?
実際に病気は存在するのか? いろいろ気になったので調べてみました
下記クリックで好きな項目に移動します
発光病は本当にある病気か?
発光病って現実にあるんですか?という質問を頂いたのですが、同じような病気があります。エビが感染する病気に、そういったものがあるようです。とはいえ、作中の発光病の設定とは大分違うので、あくまでちょっとした豆知識程度にとらえて頂けたらと思います。
— 佐野徹夜 (@dame_murahito) 2017年3月3日
原作者の佐野徹夜さんのツイートによると『発光病』は実在はしないということです。
しかし、エビが感染する病気に、そういったものがあると書いてありますね・・。
調べてみました。
光るホタルエビ
日本の淡水域には発光能力のあるエビは存在しない。だが、実際に発光するエビが発見されることはたびたびあり、それがホタルエビと呼ばれるものである。これは実際には発光細菌の寄生によるものであり、感染したエビはしばらくして死亡する。
歴史
はっきりとした記録として残っている例は、大正3年、長野県の諏訪湖での事例である。一般に海産動物には発光するものの例が少なくないが、淡水では極めて少なく、当時は『淡水でホタル以外に発光するものが発見された』として驚きをもって迎えられたという。この例は東京慈恵会医科大学の矢崎芳夫によって詳しく研究され、発光細菌に感染したヌマエビであり、エビ自身には発光能力がないことが確認されている。
原因
上記のようにホタルエビの発光が発光細菌によるものであることは、大正時代から知られていた。矢崎は該当の細菌を同定して Microspira phosphoreum (Yasaki 1926) と命名し、和名として蝦発光菌と名付けた。ただし、現在では廃棄名とされている。彼はこの当時、この菌をコレラ菌に極めて類似したものとし、この菌2mgを自ら飲用して何らの発症もなかったことから、人体には無害であると述べた。
島田他は1994年に発見された琵琶湖のスジエビから原因菌を分離し、O1型のコレラ菌 Vibrio cholerae non-O1 であると同定した。また、前述の矢崎の記載から、それも同種であったろうと判断している。また、コレラの症状を発症する為の遺伝子をもたないことも確認し、またこれらのエビが生食されることもまず無いことから、人体への影響はないだろうと述べている。また、この菌が淡水魚にビブリオ病を起こすことがよくあること、それが往々にして高温と結びついていることを指摘した。その上で、この年の琵琶湖において水温がかなり高く、また水位が大きく下がったこと、それに加えて生け簀という特殊な環境でスジエビが感染を受け、それが大流行を起こしたのだろうと推定している。
症状
この、エビの伝染性光り病はこの菌の感染によるものであり、感染したエビは長く生きられない。大正期の江崎は分離した菌を他のエビに感染させることでエビが敗血症を起こして死亡にいたり、その過程でエビがよく光ることを見いだした。
引用元ホタルエビWikipedia
要はホタルエビというのは、コレラの症状を発症する為の遺伝子を持たないコレラ菌に感染した淡水系のエビということでしょうか。
まさかのまみずちゃんもコレラ菌感染?
でも人体には無害ということですね(汗)
でもコレラ菌に感染した淡水系のエビは感染後しばらくして死亡するとあるので、症状としては似てなくもない!?
夜光虫
ところで夜光虫ってご存知でしょうか?
0時現在、昨夜ほどでは無いですが
夜光虫見られます(^-^)
ただ、周辺 車も人もすごい量です#夜光虫#由比ヶ浜夜光虫#鎌倉夜光虫 pic.twitter.com/cd8QTKszDw— rosshies_sakanoshita (@avorosshieskaz) 2017年5月6日
鎌倉で今限定の夜光虫!
この時期しか見れない、そして見れるか見れないかは運次第✨見れたらラッキーです(*´∀`*)
すごい日には、こんな感じになってるみたいですよ!すごい綺麗です💕#鎌倉夜光虫 #夜光虫 pic.twitter.com/pvfgHreRaR— 渡邉結衣 (@yui_w717) 2017年5月9日
ダイビングで夜の海に潜ると1mmから2mm程度のプランクトンが自ら発光して目の前をちらちらよぎることがあります。
実はこのプランクトン昼でも夜でも関係なく海に生息しているのですが。
ある条件が重なると、大量発生します。
夏の時期に海岸に現れる『夜光虫』と呼ばれるもの、実は赤潮で大量発生したプランクトンが波の刺激に反応して青く光るものなんです。
いつでも観れる現象ではありませんが、観れたらラッキー!
もう幻想的で綺麗で海岸線が端から端まで青白く光るんですよ!
海岸線には多くの見物する人で溢れます。
『君は月夜に光耀く』の原作を読んだ時、まみずちゃんの『発光病』に似ているなと思いました。
そういえば夜光虫が観れるときって月も綺麗な日が多かった気がします。
死期が近づくにつれて輝きを増す『発光病』。
『夜光虫』も青く光り耀いた翌日には何事もなかったように元の静かな海に戻るので、そんなところも似ているなぁと感じました。
もしかしたらまみずちゃんは、そんな儚いDNAを持って生まれた特別な人なのかも知れませんね。
まとめ
今回は永野芽衣さんと北村匠海さん主演、『君は月夜に光耀く』の主人公まみずの病気である『発光病』という病気が実際にあるかどうかを調べてみました。
いろいろ調べてみましたが、『発光病』という病気は現実にはないようです。
調べていく中で、世の中には難病・奇病と言われる原因不明な病気が多く存在することがわかりました。
まみずちゃんの病気『発光病』も一括りにしてしまえばそれまでなのですが。
まみずが患う発光病は、原作を読んだ後ではそういうものとは、不思議とちょっと違う気がしてきます。
自分の輝きが増せば増すほど、死期が近いことを悟るまみずちゃん。
残された時間をどう生きるのでしょうか? 自分がいなくなることを自分に無理やり認めさせようとしていたまみずちゃんが最後の最後に素直に思ったこと。
そして卓也への最後のお願いとは何でしょうか?
それは、ぜひ劇場や原作で確かめてみてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
君は月夜に光り輝くの動画をフル視聴したい方はFODプレミアムで観れます。
https://ziro83.com/fodpuremiamu-3612
まみずの最後のお願いやネタバレを知りたい方はこの記事をどうぞ
まみず役の永野芽衣さんが主演しているドラマ「3年A組今から皆さんは人質です」も芽衣さんファンは必見です。
https://ziro83.com/zenwa-2508