2021年5月7日に映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が公開されることが決定しました。
主演を務めるのは現在さまざまな映画やドラマに引っ張りだこの俳優の田中圭さんです。
そして、女優の土屋太鳳さんや俳優の眞栄田郷敦さんが出演されます。
映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』ということで、選手ではない人たちが中心となっている物語になっているんです。
実話を元にした作品になっているので、
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【ヒノマルソウル】映画結末ネタバレ
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まずは、映画『ヒノマルソウル』のあらすじを簡単にご紹介していきますね。
舞台は1998年の長野オリンピックで、悲願の金メダルを狙う日本代表チームがいました。
その名は通称『日の丸飛行隊』。
その中心選手、原田雅彦のジャンプを特別な思いで見つめる男が田中圭さん演じる元日本代表の西方仁也です。
前回のオリンピック団体戦では原田の失敗で惜しくも銀メダルに終わり、西方は長野での雪辱を願っていました。
ですがその4年後、願いが叶うことなく不本意ながら裏方であるテストジャンパーとなっていました。
迎えた団体戦当日、日本は1本目のジャンプでまさかの4位にとどまり、2本目で逆転を狙いましたが猛吹雪によって競技は中断。
このまま終わってしまえばメダルを逃すという危機に陥ります。
そしてそんな中、運命を託されたのは西方ら25名のテストジャンパーたちでした。
審判の判断は、悪天候の中、全員が無事にジャンプを成功させれば競技を再開してもいいというものでした。
映画のあらすじにも出てくる『テストジャンパー』の存在をご存じでしょうか?
テストジャンパーというのは、選手が競技する前にジャンプ台に危険がないか確かめたり、雪が降った場合は何回も飛んでジャンプ台の雪を踏み固める役割を担っているんです。
いわゆる”実験台”なのでもちろん危険を伴い、アクシデントに見舞われることもしばしばあります。
さまざまなアクシデントが映画の中でも降りかかり、テレビでは報道されなかった彼らの苦悩や葛藤を描いた物語です。
映画の結末は原田選手が悲願の金メダルを獲得し、『俺じゃないよ。みんななんだ。みんな』という言葉を残してラストを迎えるのではないでしょうか。
というのも、この物語は実話が元になっていて当時の長野オリンピックでは原田選手が上記の発言をされていました。
実話を元にしているからこそ、このセリフも忠実にそのまま使われる可能性が非常に高いです。
さらに、映画『ヒノマルソウル』の完成披露試写会では、田中圭さんに原田雅彦さんが実際の金メダルをかけるというサプライズがあり、原田雅彦さんとも綿密なやり取りがされていたことが覗えます。
映画化ではかなり細かいところまで忠実に描かれているのではないでしょうか!
【ヒノマルソウル】映画モデルの選手は誰?
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映画『ヒノマルソウル』のモデルとなった人物は、元スキージャンプ選手の西方仁也さんです。
西方仁也さんは1968年生まれで、長野県下高井郡野沢温泉村出身のスキージャンプ選手で、兄の西方俊也さんもスキージャンプ選手として活躍されていました。
7歳からジャンプを始め、中学三年生の時には全国中学スキー選手県大会を制するなど早くからその実力を発揮されています。
身長は180センチで、日本人選手としてはかなり大柄でしたが、146%ルールで板が大幅に長くなったことを味方にできず、腰痛で1997年以降に日本代表から外れることに。
それ以降、代表に返り咲くことはなくテストジャンパーとして活躍されていました。
そして1998年、西方仁也選手の地元である長野オリンピックではテストジャンパーの一員として出場し、この部分が今回の映画『ヒノマルソウル』で描かれています。
私は、映画『ヒノマルソウル』を知るまではテストジャンパーという存在を知らなかったので、選手が飛ぶ前にテストジャンパーの方たちがジャンプをして安全を確認されているということにまず驚きました。
本来なら選手として選ばれるはずだったオリンピックという舞台で
そんな中、西方仁也さんは自分の中でオリンピックに終止符を打つためにテストジャンパーを引き受けられたそうです。
当時、さまざまな葛藤がある中でテストジャンパーを引き受けられたというのはとても勇気がいることですよね。
そして、この西方仁也さんの決断が日本を金メダルへと導きました。
まとめ
映画『ヒノマルソウル』は1998年の長野オリンピックを舞台にした実話で、原田雅彦選手たちが金メダルを獲得したことは国民のだれもが知っています。
しかし、その裏側にあった物語を知らない人も多くいるのではないでしょうか。
当時、競技委員会はテストジャンパーたちが飛べるかどうかで競技を中止にするか続行するか決断しようといていました。
ですが実は、その裏で競技委員会は『西方選手が大きなジャンプをしたら続行しよう』という決断をしていたのです。
もちろん、他のテストジャンパーや西方仁也さんはこの事実を知りません。
そして、西方選手は金メダルの行方がまさか自分のジャンプにかかっているとは知らずに飛んだのでした。
西方さんのジャンプはK点を大きく超え、最高に値するものだったそうです。
西方仁也さんは自分がオリンピックに区切りをつけるためにテストジャンパーとして参加することを決めましたが、このことが日本を金メダルへと導くなんて想像もしてなかったのではないでしょうか。
映画『ヒノマルソウル』では金メダルの舞台裏に隠されたテストジャンパーたちの命がけの挑戦が描かれています。
ご本人たちも納得の映画になっているようなので、公開されるのが待ち遠しいですね!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。