2024年7月からアニメ放送が決まった『義妹生活』で気になる点が挙げられています。
それは義理の兄妹となった浅村悠太と綾瀬紗季が結婚できるのかという点。
やっと恋人同士として意識し始めた2人にドキドキが止まりません。
そんな悠太と紗季の結婚について「できる」という意見と「できない」という意見がありますが、法律上認められるのか知りたいですよね。
そこで義妹生活付き合った悠太と沙季は法律上結婚できるのかどの範囲の親族まで結婚可能か調べてみました。
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義妹生活付き合った悠太と沙季は法律上結婚できる?
久々にラノベ読もうってことでまだ読めてない義妹生活10巻買った楽しみ pic.twitter.com/5c2EnVaTar
— マサキ (@MSK_117117) May 24, 2024
お互いを【異性】として意識するようになった悠太と紗季ですが、この先どうなるのか法律上結婚できるのか気になりますよね。
このままお付き合いをして、大人になったら結婚するというラストを期待する声が多い事からも分かると思います。
そこで『義妹生活』付き合った悠太と沙季は法律上結婚できるのか調べてみました。
両親の結婚で兄弟姉妹関係(傍系姻族)なので結婚は無理?
悠太と紗季は両親の結婚で兄弟姉妹関係(傍系姻族)なので結婚は無理なのでしょうか。
養子縁組をしている場合は、義理とはいっても兄弟姉妹関係(傍系姻族)となります。
そうなると結婚はできないと思われるかもしれませんが、民法734条によると「養子と養方の傍系血族」との結婚を認めるという例外規定が設けられています。
つまり民法第734条は【近親者間の婚姻の禁止】という事なので、養子(沙季)と養方の傍系血族(悠太)なら該当しないという事です。
悠太と沙季の結婚は可能
結論から言いますと、悠太と沙季の結婚は可能です。
実の兄弟姉妹間における結婚はできませんが、養子縁組をして義理の兄弟姉妹となった場合でも結婚できます。
基本的に養子縁組の有無は問題ありません。
あくまで養子同士、または養子と実子という関係の場合については結婚できます。
分かりやすく言うと【血の繋がった兄弟姉妹は結婚できない】という事です。
悠太と沙季は血の繋がりはないので、義妹であっても結婚はできます。
悠太と沙季の結婚は法律上可能でも世間や友人両親が障害になる?
悠太と沙季の結婚は法律上可能でも世間や友人両親が障害になるのでしょうか。
悠太と沙季が結婚するとなったら周囲の反応はどのようなものなのか調べてみました。
世間の反応が壁になる?
悠太と沙季の結婚に対する世間の反応を予想していきます。
悠太と沙季は義妹になった当初、周囲には義兄妹だと隠していましたが、徐々に隠す事はないと考えるようになります。
義理の兄妹というだけならさほど驚かれる事はないかもしれません。
しかし恋人となると、年頃の男女が1つ屋根の下で暮らす事にあらぬ噂を立てる人もいるかもしれません。
沙季が学校イチ可愛いというのも理由の1つで、やっかみも含めてあまり良い反応を示さないとも考えられます。
さらに陰で言う人や直接悠太と沙季に言う人などが現れ、結婚の障害になる可能性があります。
両親や友人が反対する?
悠太と沙季の両親や友人が反対するかも予想していきます。
まずは両親ですが、悠太の父親が反対するのではないかと言われています。
自分たちの結婚記念日の旅行に悠太と沙季を残していく事に不安を感じていないように思えましたが、逆に息子を信じているからではないかという意見が出ていました。
思春期真っ盛りの高校生を1晩とはいえ留守番させるのは、逆にいえば恋人になっても構わないよと思っているようにも取れますが悠太の父親は反対しそうな雰囲気です。
逆に沙季の母親である亜季子は賛成で、悠太の父親を説得しそうな気がします。
現実に異兄妹で結婚した際、反対されても孫を見せたら許してもらったというケースが多いようです。
友人の奈良坂真綾と丸友和は悠太と沙季が義兄妹だと知っている上に、両想いな事にも気付いていますが反対はしていません。
基本的に『義妹生活』は穏やかな作風なので、父親以外は悠太と沙季の結婚に障害になる人物はいないと思われます。
どの範囲の親族まで結婚可能?
最近、勉強の休憩に読んでる義妹生活が面白い!恋するまでの過程とか、心の中の葛藤が繊細に書かれてて、物語の世界に没入しやすいし、読んでてドキドキする!ギャグ要素とか教養になる部分もあるしマジでおすすめ!! pic.twitter.com/1cjfztSHkT
— 限ティア (@kagenoo3357) April 3, 2022
ここではどの範囲の親族まで結婚可能なのでしょうか。
記事の冒頭で少しだけ説明していますが、もう少し詳しく調べて紹介していきます。
民法734条は、「直系血族又は三親等内の傍系血族」との間の婚姻を禁止
民法734条は、「直系血族又は三親等内の傍系血族」との間の婚姻を禁止しています。
たまに「叔母(叔父)と甥(姪)は結婚できる?」という質問を見かけますが、三親等の傍系血族なので結婚はできません。
いとこ同士は四親等なので結婚は可能で、養親の実子(悠太)と養子(沙季)も結婚できます。
法律で許されているので周囲が反対したとしても、本人たちの意思で決められます。
血族についてはこの後説明します。
直系血族とは
「直系血族」とは直上下の関係にある血族の事で、祖父母や父母、子や孫、ひ孫や玄孫などを指します。
「直系血族」は世代間で計算され、1世代が1親等となるので本人から見て父母や兄弟姉妹は1親等、祖父母や孫は2親等となります。
※孫とは本人の孫という事です。
養子と養親は1親等で異父兄弟姉妹、異母兄弟姉妹は2親等となります。
傍系血族とは
「傍系血族(ぼうけいけつぞく)」とは兄弟姉妹、兄弟姉妹の子供である姪や甥、父母の兄弟姉妹である叔父や叔母の事です。
「祖先が同じで分かれた系統」を指し、直系ではない=傍系と考えると分かりやすいと思います。
一番身近な傍系の親族はというと自分の兄弟姉妹です。
同じように自分の直系の先祖の兄弟も傍系となり、その傍系の親族の子供も傍系に当たります。
例外はある?
基本的に「血の繋がりがある親族間」での結婚は認められていません。
ただし悠太と沙季のように兄妹でも血の繋がりがなければ例外として結婚できます。
両親が再婚しただけなら、悠太と沙季に親族関係が生じる訳ではないからです。
作中には登場しませんが、悠太の父親の兄弟(叔父)であっても血の繋がりがないので沙季は叔父と結婚できるという事にもなります。
法律で認められていて、成人した本人たちが望んでいるのであれば結婚しても問題はありません。
なので大人になった悠太と沙季は結婚できるという事になります。
ちなみに戸籍は悠太が浅村家から戸籍を抜いて、新しく戸籍を作った上で沙季との婚姻届けを出せば受理されます。
まとめ
義妹生活付き合った悠太と沙季は法律上結婚できるのかどの範囲の親族まで結婚可能か調べてみました。
創作とはいっても現実にありそうなストーリーの『義妹生活』の重要な部分である悠太と沙季の関係。
義理の兄妹でも結婚できるのかという事に関しては【結婚できる】という事が分かっています。
『義妹生活』はまだ完結していないので先の事は分かりませんが、ハッピーエンドで終わって欲しいと思える漫画です。
最終回でウエディングドレス姿の沙季が見られる事を期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
義妹生活最終回結末ネタバレ予想!親の結婚で悠太と沙季は兄弟のまま?