4月29日(木)から映画『くれなずめ』が公開予定です。
前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態をアラサー男子6人それぞれの視点で描かれた物語。
今回は映画『くれなずめ』の結末ネタバレについて書いてみたいと思います。
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映画【くれなずめ】あらすじ!
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映画「くれなずめ」のあらすじから見ていきたいと思います。
高校時代は部活に入らず帰宅部だった主人公の吉尾達6人の仲間は、もうアラサーになっていました、仲間達は友人の結婚式で久しぶりに再会。
それから6人は結婚式の余興で赤いフンドシを身につけダンスを披露します。
それは名付けて赤フンダンスww、しかし披露宴会場では大スベリし招待客たちから一斉にドン引きされてしまい、なんとも悲しい結末となってしまいました。
余興が終わって、披露宴会場の裏口に集まった吉尾らは、2次会が始まるまでの微妙な狭間の時間を持て余していました。
そして6人は誰からともなく高校時代に思いを馳せます。
しかし、思い出すのは、しょうもないことばかりでした(^^)/
12年前の高校時代、清掃委員長のミキエに「真剣に掃除してよ」と注意されたこと。
文化祭の打ち上げで集まったカラオケ店でやんちゃな同級生の松岡(城田優) に絡まれドキマギしたこと、抑えきれない感情を爆発させる明石(若葉竜也)。
仲間たちが落ち込んだ時にわざとふざけて変顔をした吉尾の姿などなど。
そして、吉尾ら6人は今すでに社会人となり年齢もアラサーになっていました。
結婚式の余興で披露するダンスの練習をするために久しぶりに集まった仲間たち。
集合場所のカラオケボックスで「ずっと気になっていたんだけど、もしかして俺って…」 と、戸惑いながら口にする吉尾。
すると、他の仲間たちはその言葉を大声で遮ります。
主人公の吉尾は何を言おうとしたのか?
映画【くれなずめ】の結末ネタバレ
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成田凌(吉尾)は亡くなっていた?
久しぶりに集まった高校時代の仲間6人。
結婚式の余興の練習をしていたカラオケボックスで、主人公の吉尾が気になる言葉を発します。
「ずっと気になってたんだけど、もしかして俺って…」、すると、その言葉を慌てて遮る仲間5人。
これは、映画の内容を左右する大きなテーマです。
懐かしい学生時代に思いを馳せていた時、「それにしても吉尾、おまえ本当に変わってねえよな、なんでそんなに変わらねえんだ? まあいいかどうでも…」
〈僕たちは認めなかった。ある日突然、友人が死んだことをー〉
と、公式ホームページに記されています。
どうやら成田凌さん演じる吉尾が今は亡くなっているというのは確実なようです!
ラストはどうなる?
映画【くれなずむ】に原作はありません。
ここでは映画の結末を私なりに予想してみたいと思います。
なぜ吉尾は亡くなってしまったのか?
その経緯については、実際に映画を見てみないと分からないところです。
吉尾本人も全く予期せぬことで命を落としてしまって成仏できずに仲間たちに加わり会話しているのかなと思います。
ここで気になるのは「吉尾はどうして亡くなったのか?」です。
吉尾は事故か何かで思いがけず亡くなった、これだとあまりインパクトがない気がします。
おそらく吉尾は自ら命を絶ったのではないか?
その亡くなった原因に残りの5人が深く関わっているのではないかと私は考えます。
6人は大人になった今も、まだ、吉尾の亡くなる前の高校時代で時間が止まっているのかもしれません。
何か切ないですよね(¯―¯٥)
もし、吉尾が亡くなっているとしたら、この映画コミカルな雰囲気から一気にシリアスな展開になっていくと思います。
久しぶりに再会して、友人の披露宴から2次会までの3時間程度という短い時間軸の中で彼らがどう前に進むのか?
吉尾は亡くなる前、明石に電話をかけています。
しかし、その時、明石は電話に出られずそのことをずっと後悔しているようです。
「次は絶対、電話に出てやるからさ!」と明石。
仲間たちは、この他にも過去に残した様々な後悔があることが予告動画からも分かります。
映画では主人公がすでに亡くなっているって、普通あまりない展開ですよね。
でも、亡くなっている吉尾が現在も登場する意味が必ずあるはずです。
その意味とは、残された仲間が生きていく中で自分の中の答えを見つけることではないでしょうか?
実は、過去に死んだはずの吉尾はアラサーとなった現在のシーンにも登場するんです!
吉尾の死を受け入れられない仲間たちですが、それぞれの後悔と向き合いながら自分なりの答えを見つけていくそんな感動的な作品に仕上がっています。
懐かしい高校時代に想いを寄せていた時、「それにしても吉尾、おまえ本当に変わってねーよなー、なんでそんなに変わらねえんだ?まあいいかどうでも…」という意味深な終わり方をしているこの作品。
吉尾の死を受け止めきれない仲間達、吉尾の死の原因になったかも知れない仲間達。
「思い出なんて、もっとわがままに、自分の好きなように美化したっていいんじゃないだろうか」 という問いかけが、予告動画でもされています。
正しくありたい、正しく理解したいと思いながら、それぞれが取りこぼしてきた素敵なもの、人はみなそんな素敵なものを持って生きているのかもしれない。
「それが答えなんだよ」と吉尾は言います。
でも、「それ」の内容は映画の中では明らかにされていません。
「それ」と言われた仲間たちは、それぞれ自分の心の中にある答えを見つけ出します。
そう答えは自分の中にあるのです!
映画のラストは5人の仲間がそれぞれ吉尾の死を受け止めて、前に進もうとするシーンで終わるような気がします。
物語は、結婚式の披露宴から2次会までのわずか3時間余りという、とても短い時間軸の中で動いて行きますが、この微妙な時間の中に起こること、それは見るものの予想を超える!
と、公式ホームページに記載されています。
しょうもないことで笑い合った高校時代の青春の思い出と友人をなくしたことへの後悔。
笑いあり、でも見終わった後は泣ける! そんな感動的な作品です。
まとめ
「暮れなずむ」とは、日が暮れそうで、なかなか暮れない状態のこと。
「くれなずめ」は、「暮れなずむ」という言葉を命令形にしたもの。
監督の松居大悟さんによる造語なのだとか、明日へ進もうとするもののうまく進めない状況を表しているそうです。
アラサー男子6人は、忘れようとした、書き換えようとした過去から、前に進めるのでしょうか?
映画は、2021年4月29日公開予定です、公開が待ち遠しいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。