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大瀬崎でダイビングをしよう!特徴ある地形ならではの注意すること!

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関東のダイビングスポットはたくさんあるけれど、その中でも特にダイバーに聖地と言われているところがあります。

静岡県沼津市にある大瀬崎は別名琵琶島とも呼ばれていて、駿河湾に約1キロメートル突き出した半島に大小合わせて7つのダイビングスポットがあります。

関東のみならず日本全国から多くのダイバーが大瀬崎に集まるゆえんの一つに、見られる魚と地形にあります。

大瀬崎のある相模湾は深度が2500Mもある深海から続いているのでシーズンに寄っては深海魚やレアな魚がみれることでも有名です。

今回は、そんなダイバーにとっての聖地、大瀬崎のお話をしていきたいと思います。

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大瀬崎について

大瀬崎のダイビングエリアは、駿河湾に突き出した小さな岬の内側にあるポイントと、先端と外側(外洋)に7つのポイントが点在しています。

それぞれ個性的なポイントとなっていて、この地形的な面や海中の変化にとんだバリエーションの豊かさが、多くの種類の生き物が見られる理由だと思います。

大瀬崎のみで数百回以上潜っているダイバーが多いことからしても、この大瀬崎がいかに飽きさせない海であり。

1年を通して潜っても新鮮な印象を与えてくれる海かということがわかります。

ダイビングスタイルはボートもあるけれどビーチダイビングが主流になっています。

湾内では砂利の砂浜からのエントリーになります。

オープンウオーターの講習や初心者ダイバーもエントリーしやすいですよ!

数多くのサービスも湾内に点在し場所も近いというのも嬉しいですね。

水・土・日・祝日のみですが湾内ではナイトダイビングが開催されています。

20年前以上も前の話ですが、私が夜に潜った時は湾内の10m付近の砂地にヒラメの幼魚が溢れていたことがありました。

まだ30本くらいしか経験していない時で、夢中でフィルムカメラのシャッターを切りましたが、ほぼ全部真っ暗に写ったのを覚えています(笑)、その時のネガはいまも大事に持っています。

大瀬崎のポイント

湾内

伊豆に数あるダイビングポイントの中でも、一番台風の影響を受けないポイントといってもいいくらい、滅多にクローズになりません。

台風が来ても潜れるくらいのポイントです、エントリーポイントの海岸を左右に取り囲む地形の為いつも穏やかで湾内にはガイドロープが張られてあるので、講習や体験ダイビングのポイントとしても適しています。

エントリーポイントから砂地を歩いて沖に進むと砂地の保護用の石垣になっていてエントリすれば5M程度、そこから20Mくらいの水深の砂地が広がります。

棚下

外海の中でも一番岬の先に近く潮の流れが岬の方向に流れる為上級者向けのポイント。

柵の右側は潜水禁止で水深10Mくらいまではゴロタ石がつづき、内海では見られない生き物も多数見れます、沖にある水深25M辺りからのショートドロップオフが特徴的です。

サクラダイやガーデンイールのコロニーが有名。

一本松

内海から外海に抜ける歩道を歩いて左に行った最初のポイント、おそらく外海のポイントでは一番ダイバーが多いです、ネンブツダイの群れやサクラダイが見れます。

エントリー時のゴロタ石が滑りやすく大きさもかなり大きいので、藻が生えている石の上では注意が必要。

エントリーポイントからどの方向に行くかによって潮の流れが違ったり、季節や大潮、中潮などの潮の状況にも左右されるので注意が必要です。

先端

大瀬神社の鳥居を抜けて、南側湾内寄りの歩道を進むと先端のポイントに出ますが、その際、拝観料として一人につき100円が必要となります。

エントリー口の足場は、外海より小さな10~15cm前後のゴロタ石で、藻がついている所は滑るので注意してください。

水際から距離10M前後より急斜面になっていてゴロタ石の斜面を縦に砂地が入り込むような地形になっています。

綺麗なソフトコーラルは灯台寄りに進むほど多く見ることができます

先端はかなり魚影が濃く、ソラスズメダイをはじめ、キンギョハナダイの大群やベラの仲間の群れに囲まれます

水深20M辺りからムチカラマツが群生していて、通年多くのハナダイの仲間を見ることができます。

先端は水深20Mまでは比較的穏やかですが、その先は急激に落ち込むドロップオフになっているために潜る際の水深には十分注意するようにしましょう!。

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深海魚について

大瀬崎が有名な理由の一つに深海魚に遭遇する率が高いことが挙げられます。

冬から春になる頃には大瀬崎の水温も下がってきて深海と温度差が無くなってくること、春先の頃に産卵の為に浅瀬に深海魚が上がってくることが考えられます。

陸から海に向けて強い風が何日も吹いた後や冷たい潮や浮遊物の多い潮が入ったときに深海魚が見られることが多いです。

大瀬崎は12月から4月までの間にはチョウチンアンコウやリュウグウノツカイなどの深海の生き物が上がってくることで有名なダイビングスポットです。

ダイバーなら一度は見てみたいですよね。

まとめ

大瀬崎のダイビングエリア大きく分けて湾内、外海と一本松や棚下などの先端に大別できます。

オープンの講習をするような穏やかな湾内から上級者でも気を抜けない先端まで幅広くいろんなランクのダイバーが楽しめるポイントです。

しかし、それだけ複雑な地形と潮の流れ、相模湾特有の水深などにより、毎年のようにダイビング事故が多いポイントでもあります。

バディ同士で潜る方は、まず湾内で十分に慣れてから外海でのダイビングに移行しましょう!

バディダイビングに自信のない方はガイド付きダイビングを楽しみましょう!

大瀬崎でお勧めのサービスを紹介しておきます。

はごろもマリンサービス大瀬  2ビーチガイド付きダイブ 8,800円

施設料、駐車料、タンク×2本、ウエイト 込

別途潜水券350円が必要。

サンライズ大瀬 2ビーチガイド付きダイブ  9,000円

タンク2本・ガイド・ウェイト・施設料・潜水券を含む

はまゆうマリンサービス 2ビーチガイド付きダイブ 9,000円

施設使用料、ガイド代、タンク代、ウエイトレンタル代含む

別途潜水券350円が必要

大瀬崎には、大瀬海浜商業組合というものがあって。大瀬崎にあるダイビングサービス加盟店の一覧が見れ、各ダイビングサービスについて詳しく載っているので、詳しく知りたい方はこちらから見てください。

どちらかと言うと上級者向けの大瀬崎ですが、初心者の方にも合うポイントもたくさんある海です、湾内だけでも楽しめるので是非一度潜りに来てくださいね。

 

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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