マツコの知らない世界に紙漉き職人・折り紙作家の肩書を持つ有澤悠河さんが出演されます。
折り紙は世界で「ORIGAMI」として発達、各国でも折り紙団体が設立されるほど、今やちょっとしたブームが起きていているという有澤さん。
大学進学より、折り紙で生きて行くことを選んだ有澤悠河さんの気になる経歴など調べてみたのでご紹介したいと思います。
下記クリックで好きな項目に移動します
有澤さんは何歳?経歴は?
有澤悠河
1997年生まれ
北海道出身
マツコの知らない世界の予告をみた限りではかなり若く見えます。
有澤さんの年齢は21歳です。 若く見えるというより若い!
現在は岐阜県の美濃市にある澤木健司さんが代表を務める工房 Corsoyard(コルソヤード)に所属されています。
業務内容としては、抄紙(手漉き和紙製造)薄美濃紙、美濃紙、水うちわ原紙(雁皮紙)、透かし紙、落水紙、極薄紙、名刺用紙、その他オーダーメードを制作とあります。
自工房で漉いた紙の加工商品等の販売の他、農業や楮栽培、トロロアオイ栽培、オンラインショッピングサイト運営とあります。
※CorsoyardHPより抜粋
有澤さんはここで紙漉き職人・折り紙作家として活動されているんですね。
有澤さんの作品
この猫の折り方は工房のOrigamiJewelry用に開発したものです。
5cm角の紙から折り、樹脂加工して仕上げています。
オンラインショップでも好評発売中です~https://t.co/Be8tPC3FMn pic.twitter.com/ct4qc5kDg1— 有澤 悠河 Arisawa Yuga (@arisannoorigami) 2018年10月30日
凄くないですか?これ折り紙で折れるの?って思ってしまいます。
他にも
モーメントなるものを作ってみました。https://t.co/EfDeSPcECU
過去作はブログに比較的見やすくまとめていて、基本的にはそれを見てもらいたい、それで十分、という考えだったので作っていなかったのですが、やはり需要はありそうなので…
ツイッターを始めた2016年4月からの作品が中心です。— 有澤 悠河 Arisawa Yuga (@arisannoorigami) 2018年4月29日
もう芸術です、作品に合わせて自分で紙を漉く、複雑に織り込んで作品に仕上げる、その型がまた複雑でパッと見何が出来上がるのかも理解できませんし、もちろんどう折るのかもわかりません。
創作当初「これ正確には畳めないんやろな~基本形までで描くのやめとこ」
1時間前「えっこれ普通に畳めるしょ」
というわけで仕上げまで描き込んでみたけど干渉処理がキモい笑 pic.twitter.com/bTR6ETEPUn
— 有澤 悠河 Arisawa Yuga (@arisannoorigami) 2018年11月7日
有澤さんは 「ありさんの折り紙」としてブログ運営もされています。
最近の作品は 「シンプルクラリネット」「ねこ」「ミヤマクワガタ」「アキアカネ」1枚の紙から作られているとはとても思えない「ダブルクリップ」など。
折り紙でここまで折れるんだと素直に驚くのと、21歳の若い人がこんな芸術を作る感性があるということに感動すら覚えます。
ハンドメイドの原価と手間賃がどうのっていうけど、手漉き和紙もハンドメイドペーパーなんや…
植物の皮を紙にする工程ほぼすべてを、膨大な時間と手間をかけて手で行う。
売る側としても心苦しいくらい高くなっちゃうけど、職として後継することに意味がある。手だから作れる紙を誇りに頑張ってます。— 有澤 悠河 Arisawa Yuga (@arisannoorigami) 2018年11月7日
確かに高いイメージがある和紙ですが、作る人の手間暇を考えると仕方ないとも思えますし、職として継承していくためには、得られる対価がある程度なくては衰退していく一方ですよね。
有澤さんのような若い職人がもっと広めてくれることで和紙の魅力や職人としての技術が広まってくれるといいですね。
有澤さんの所属するcorsoyardでは本物の和紙・美濃和紙をもっと多くの人に知ってもらいたいと数々のイベントやワークショップに出店されています。
2018年8月に、新しい匠のある暮らし(LEXUS NEW TAKUMI PROJECT)と称した名古屋の松坂屋とレクサスの主催するイベントに出られています。
自然の中から生まれた手作りの紙、透き通る花のように折りあげたフィルターで最高のコーヒーを!と言うコーヒードリップ講座が開催されました。
2018年5月に行われた サッポロ モノ ビレッジでは美農手漉き和紙工房 corsoyardとして手漉き和紙の透明感を生かしたジュエリーやアクセサリーを出店されていました。
有澤さんの作品はこちら
有澤さんの所属する会社では通販もやっているのでご紹介しておきます。
有澤さんの手作りのシリーズが購入できちゃいます。
猫シリーズや金魚シリーズは可愛いですね。
私はイベントでも使われていた和紙を使ったコーヒーフィルターに興味津々です。
透き通るように綺麗な和紙で作ったフィルターで淹れたコーヒーはどんな味がするのか、ぜひ飲んでみたいと思っています。
お気に入りの品があったらぜひオンラインショップからお求めくださいね。
まとめ
有澤悠河さんは北海道出身の紙漉き職人・折り紙作家であり現在21歳
美農手漉き和紙工房 corsoyardに所属、本物の和紙や手漉きの美濃和紙を広めるために活動されていることがわかりました。
まだ21歳と若い職人さんが作った折り紙からは円熟したベテランの職人さんの雰囲気さえ感じます。
有澤さんの、これからの活躍が楽しみですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。