マツコの知らない世界にサーモン中尾さんこと中尾晋さんが出演されます。
サーモンをこよなく愛する中尾さんはどういう人物なのでしょう?
その生い立ちを調べてみました。
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中尾晋の生い立ち
中尾晋
1990年滋賀県生まれ
幼少期は琵琶湖や川で毎日遊んで暮らしていましたとSNSにあります。
小さい頃からの夢は魚屋さんになること、当然高校は水産系を目指したかった中尾さんですが、紆余曲折あり国際政治を学べる大学へ進学します。
しかも水産学部ではなく畑違いの法学部へ進学。
就職活動では、水産関連企業なら必ず内定がもらえる必勝法が中尾さんにはあると言います。
それは卒業アルバムの将来の夢欄を見せること(笑)「アルバム見せる→ずっと魚屋になりたかった→なぜ中でも御社なのか を考えるだけでOKだそうです。
水産系の会社を目指す就活人は参考にしてください!(自己責任で)(笑)
小さいころから魚屋を目指していたことを力説し、大抵の会社には内定を貰えたとお話しています(笑) 執念ですね!!
実は水産系外でも、大手消費財メーカーと電力系インフラ等の内定を貰っていた中尾さん。
学生時代は漁業とか一次産業をやりたいなんて言うと周囲のメガバンや大手企業内定組に哀れみの目を向けられることもあったそうです。
学生時代はこのエピソードを言うようにしていたそうです、やはりご自身でもどこか恥ずかしいというか劣等感みたいなものがあっただと思われますね。
水産系のメーカーでは水産物に携わるばかりが仕事ではなくバックオフィス等の水産部門以外の仕事内容もあるので、直接水産物に関われる商社に勤めることにしたそうです。
まさに魚屋になりたい!の夢を追っていたわけです。
紆余曲折ありましたが、念願の水産商社に勤めた中尾さん、サーモンを担当する前はマグロが担当、マグロの水揚げや養殖などや加工船に乗っていました。
その後サーモンの担当になります、チリのチロエ島やチリの南端にあるプンタアレナスと言う所でサーモンの養殖や加工に携わるようになります。
サーモン中尾のスタートラインに立ったわけですね、さてその後どうなったか見ていきましょう!
サーモンに対する偏見
実は当時サーモンは危険な魚のイメージがもたれていました。
高級寿司店では全く扱わない「邪道な魚」だとか「貧乏人の高級魚」「女子供の食べ物」と言った偏見の目で見られていたのです。
そんなサーモンのイメージを払拭し地位向上の為に中尾さんは動きます。
サーモン地位向上委員会とは、サーモンが魚類トップクラスの味、美しさ、栄養、持続可能的養殖(サステナブル)を誇るにも関わらず、高級寿司店では扱わない邪道な魚だと呼ばれ、女子供の食べ物と揶揄されていたりする現状を打開するために生まれた委員会である。 #サーモン地位向上委員会 https://t.co/Bi0lTOMJ8a
— 中尾 晋@全日本サーモン協会代表 (@salmongarage) 2017年7月23日
もともとジョージホルヘというハンドル名でブログをやっていた中尾さん、メディアに出たことをキッカケに実名で全日本サーモン協会を立ち上げます。
勤めていた大手水産会社を退職
水産業界はいまだアナログ的な思考の世界だと言います、メールのやりとり、提案書等の書類についてもエクセル等で作成するのではなく、手間暇かけろ、手で書け!といまだ手書きが推奨される業界。
水産関係の顧客の中にはメールも使わない人も多く、メールを送っても見ない、知らない、あげく勝手に送ってくるな!と怒られる始末。
水産会社は基本的に超が付くほどのトップダウン、70、80歳でも現役で幅を効かせている大先輩がこの業界では少なくなく(そもそも定年とかないんでしょうね)、
パソコンもメールもエクセルも皆無の世界、手や足で稼ぐのが美徳とされている環境。
部下や下の者にも半強制的にそのやり方を通そうとする世界に辟易し始めていたこともあったと思います。
もちろんこの伝統的文化と共に並走する一部のカリスマ的な存在の方々を認めてはいた中尾さんでしたが。
マーケティング、リーダーシップ、マネジメント能力がを獲得したい!裁量を持って変化がある業界でスピード感を持って働きたい!
この伝統的な文化と共に並走することで、自分がやりたいことから遠ざかるのでえはないか、成長できないのではないかと思った中尾さんは水産会社を退職することを決意します。
現在の活動
中尾さんは退職後はノルウェーの大学院にサーモン留学に行くか迷ったそうですが、国内にとどまることにします。
現在の中尾さんはサーモンメディア、サーモンガレッジ管理人兼サーモン評論家として数々のメディアやSNSで情報発信されています。
全日本サーモン教会を立ち上げ数々のイベントや、サーモン好きが集まるコミュニティ作りを目指しているとのことです。
NHKのあさイチ等のメディアにも積極的に出演しサーモンの魅力を伝えていきたいと意気込んでいらっしゃいます。
「うなぎが絶滅危惧種」というニュースを流せば、消費者は今のうちだとうなぎを買いに走ります。文化を変えるには、また別の文化を生み出せば良いのでは?ということで、江戸時代には存在しなかった夏が旬の国産養殖銀鮭重、土曜の丑の日の新定番にいかがでしょうか。 #サーモン地位向上委員会 pic.twitter.com/ymzvgbhCk3
— 中尾 晋@全日本サーモン協会代表 (@salmongarage) 2017年7月22日
まとめ
魚屋になりたいと水産商社に勤務、ノルウエーに住み込みひたすら魚と向き合う中、
サーモンの魅力に取りつかれた中尾さん。
会社の古い体質に疑問を持ち、自分のやりたいことをやるべく退職を決意します。
現在は大好きなサーモンを多くの人に知ってもらいたいとSNSや多くのメディアに積極的に出演し情報発信しています。
これからの中尾さんの活躍に期待したいですね。
小さいけど贅沢なサーモン丼
#全日本サーモン協会 pic.twitter.com/gdcndIOm5i— MAKI@猫飼い (@viviane_tabby) 2018年3月17日
無性にサーモンが食べたくなってきました・・・。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。