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後妻業最終回結末を原作からネタバレ!小説との違いやあらすじもチェック!

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2019年1月22日19時からドラマ『後妻業』がスタートします。

『後妻業』は直木賞作家の黒川博行さんの小説で、高齢者の遺産を狙った犯罪題材にしている作品。

2016年に『後妻業の女』と題して映画化、今回は初のドラマ化。

映画では主役の武内小夜子を大竹しのぶさんが演じました、エンディングも原作とは違うものだったのですが。

今回のドラマ化では原作と内容や結末は変るのでしょうか?

原作を元に、ドラマ『後妻業』のネタバレや最終回についても予想していきたいと思います。

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後妻業

【後妻業】とは・・遺産相続目当てで資産家の老人を狙った結婚詐欺

オトコをたぶらかす天才・武内小夜子(木村佳乃)は、

結婚相談所を経営する柏木亨(高橋克典)が陰で営む後妻業のエース。

その美貌、話術、度胸で数々のオトコを虜にし、

後妻としてその最期を“看取り”、遺産を手に入れてきた。

そんな小夜子に狙われた資産家の娘・中瀬朋美(木村多江)は、

知人の私立探偵・本多芳則(伊原剛志)の力を借り、

病床にふせる父の遺産を守るために立ち上がる。

4人を取り巻くひとクセもふたクセもある人物たちと共に、

<小夜子と柏木><朋美と本多>の壮絶なバトルの火蓋が切って落とされる!

小夜子 柏木 朋美 本多

はたして、最後に笑うのは誰だ⁉

直木賞作家・黒川博行の同名小説を木村佳乃主演で連続ドラマ化!

様々な欲望や思惑がうごめく痛快サスペンス、

そして、4人の恋心が複雑に絡まり合う大人のラブストーリーに乞うご期待!

関西テレビ放送後妻業公式HPより抜粋 https://www.ktv.jp/gosaigyo/introduction/index.html

ドラマ『後妻業』の公式HPを見ると、最後に4人の恋心が複雑に絡まり合う大人のラブストーリーに乞うご期待!とあります。
もうね ここから違うんです、原作の小説では恋愛やラブストーリーとは無縁の殺伐とした流れになって行きます。
最後の最後までカネ・カネなんです。
今回のドラマ化では、少しだけ恋愛も絡むシーンがあるということなのでしょう。

後妻業キャスト

三好繭美役の(篠田麻里子)さんの演技も見所です

武内小夜子(木村佳乃)男をたぶらかすのが天才的な“後妻業”のエース

柏木 亮(高橋克典):表向きは結婚相談所「微祥」の経営者、実際は小夜子たちが行う「後妻業」の黒幕

三好繭美(篠田麻里子):柏木が目をかけているホステス

新井欽司(河本準一):司法書士、柏木の後妻業の片棒を担ぐアドバイザー

瀬川頼子(とよた真帆):小夜子同様に後妻業を生業とする女

 

黒澤博司(葉山奨之):小夜子の弟、出所し小夜子の前に現れる、後半の鍵を握る

中瀬耕造(泉谷しげる):小夜子のターゲット、朋美と尚子の父親

中瀬朋美(木村多江) 父親が小夜子に「後妻業」のターゲットとされた娘

西本尚子(濱田マリ):朋美の姉、専業主婦

佐藤司郎(長谷川朝晴):朋美と共同経営している建築事務所社長

山本絵美里(田中道子):司郎の浮気相手、建築事務所アシスタント

本多芳則(伊原剛志):元大阪府警のマル暴刑事、警察の情報をヤクザに流したことがバレて退職し、現在は私立探偵

橋口健太郎(平山祐介):本多の大阪府警時代の後輩

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小説あらすじと結末

※以下ネタバレあり、結末を知りたくない方は注意してください。

武内小夜子は結婚相談所の所長柏木亨と組んで、再婚を希望する資産家で九十歳の中瀬耕造に目を付けます。

耕造に気に入られた小夜子は、耕造のマンションにベッドとドレッサーを送りつけます。

住民票移動にこの家具持込み、地域活動への顔出しは後妻業の必須三条件。

たとえ籍に入っていなくても内縁関係にあると周囲に印象付けるため。

小夜子は、耕造が服薬している血液の抗凝固薬「ワーファリン」を胃薬にすり替えて病気を誘発させようとしたり。

脳梗塞を起こした耕造を炎天下の公園に放置したりと、耕造の寿命を縮めようとあの手この手を使います。

耕造が入院している間に耕造の自宅の金庫を鍵師を呼んで金庫を開けます。

狙い通り耕造は入院し、ほどなく死亡する

預金四千万円、時価二千万円の株、不動産が六千万円、耕造の入院中からその財産を巡って騙し騙されの熾烈な争奪戦が繰り広げられることになります。

内縁の妻を主張する小夜子は、耕造の生前に法的な拘束力を持つ公正証書遺言を書かせていて葬儀が終わるのを見計らい、耕造の遺族である二人の娘朋美尚子にその公正証書を見せます。

二人は仰天し、弁護士に相談する。

弁護士から依頼された興信所の探偵、本多の登場によって遺産相続の話は一気に事件の色を濃くしていきます。

本多は、元大阪府警マル暴担当刑事の経験と後輩の現役の警察官の橋口を利用して小夜子と柏木の過去を調べ上げるのですが、なんと小夜子の周囲では九年間で耕造も含めて四人が不審な死に方をしていました。

過去の不振な死の真相が明らかになるにつれて、決定的な証拠をつかんだ本多。

愛する女のために、まとまった金が欲しかった本多は弁護士に報告しない代わりに証拠と引き換えに、小夜子と柏木に3000万もの金を要求。

たまたま服役を満期で終え出所した小夜子の極道の弟、黒澤博司をうまく言いくるめ、拳銃を持たせ、柏木との交渉の場へ向かわせます。

しかし交渉は決裂、黒澤は発砲、柏木は怪我を負います。

怒り心頭の本多は柏木の居場所を突き止め、持参したレンチで殴打、黒澤を呼び出しやっと金を奪います。

しかし黒澤が持っていたバッグに入っていたのは表と裏のみ本物の紙幣でつくられた偽の札束でした。

柏木は黒澤を沖縄へ逃亡させますが、女のマンションにいるところを本多に突き止められて最後通告、銀行の3000万を証拠と引き換えに月曜日に一緒におろすにいくことで再交渉成立。

本多も柏木もお互いに折り合いが付いて一件落着となるはずでしたが、事態は急展開します。

沖縄に逃がしたはずの黒沢が戻り、小夜子のマンションへ、金の無心をしに戻っていたのです。

小夜子がまとまった金を出すはずも無く、カッとなった黒澤は実の姉を手にかけ殺害してしまいます。

駆けつけた柏木が小夜子の死体山中に埋めにいこうと考え、車のトランクに小夜子の遺体が入ったキャリーケースを黒澤と2人で入れているところに、偶然警ら中のパトカーが通りかかります。

深夜に車のトランクにキャリーケースを積む男を不審に思った警官に職務質問を受け、キャリーケースの中をあらためさせてくれと言われます。

柏木は会社の書類だと断固拒否、警官と押し問答している間に黒澤はこっそりと逃げ、もう姿はありませんでした。

柏木はキャリーケースの鍵は車の中だと、助手席のドアを開けた瞬間、走って逃亡しますが、黒澤に撃たれた足の怪我で思うように走れず逮捕となります。

約束の月曜日、本多はいっこうに現れない柏木に業を煮やし柏木の会社にいきますが、本日休業の張り紙が・・。

柏木のマンションに行った本多はそこで初めて柏木が逮捕されたことを知るのでした。

司郎と朋美が共同経営している建築事務所に電話がかかってきます。

朋美が依頼していた弁護士の守谷でした。

その電話で朋美は小夜子が死んだことを知るのでした、小夜子が死んだために小夜子と以前交渉していた賠償金は取れないといわれます。

父親への遺留分も小夜子の遺産がどこへ行くのかわからないため、こちらも厳しいかもしれないが判例を調べると言って電話が切れます。

電話が切れた後、朋美は夕刊を広げ、社会面に載っている『トランクに遺体 首絞められ女性死亡』の記事を読むのでした。

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映画との違い

年齢

中瀬耕造80歳 原作:91歳

映画:武内小夜子の年齢は61歳 原作:69歳

小夜子の結婚歴と生死

一人目

映画:小夜子の初婚は30歳、相手は塗装業の星野、煙突から転落して死亡、

原作:小夜子は遺失物横領の罪で警察に捕まって星野と離婚して、その後轢き逃げをした。

二人目

映画:2番目の夫は薬剤師の岸上、子供を1人授かるも小夜子は薬剤の横流しで逮捕され岸上も行方不明に。

このひとり息子が、後に登場する博司。

原作:小夜子は岸上と結婚後窃盗で逮捕、小夜子には息子はなく弟の博司がいる。

三人目

映画:3番目の夫はサラリーマンの西山、盗んだ自転車に乗っていたところを小夜子は窃盗で捕まるが、その被害者である西山と結婚。

原作:西山と出会う以前、小夜子は盗んだ自転車に乗っているところを職務質問されシャブが検出されたので、3年ほどの実刑判決を受ける。

その後ヤクザ者の西山と結婚して、西山の詐欺を手伝わされて、詐欺、有印私物偽装罪で逮捕。

小夜子の生死

 

映画:最後に職務質問される場面、警官がトランクを開けると、小夜子が生きていて笑顔でガッツポーズをする柏木ですが、小夜子に「おまわりさん、アタシ被害者ですわ~」と言われて完全にノックダウン。

原作:小夜子は死んでいて、柏木は逮捕。

エンディング

エンディング

映画:耕造の仏壇から遺言状が出てくる、結果、尚子、朋美、小夜子にも財産が分けられることに。

原作:小夜子死亡の為、財産の行方はうやむやに。

こうして比較すると、映画と原作は結構違いがありますね。

ドラマと原作はどうなるのでしょうか? 映画とドラマの脚本家さんが違うので、エンディングも違いそうな気もします。

原作には出てきてない設定もあります。

田中道子さんが演じる山本絵美里です。司郎の浮気相手、建築事務所アシスタントという設定ですが、実は原作には登場しません。

小説や映画は初めから終わりまで、切れ目がないのでいいのですが。

ドラマとなると、一話一話に見せ場が必要ですよね、そういう意味からも、原作をいい意味で裏切る設定になっているかもしれません。

『後妻業』の原作はめちゃめちゃ面白くて一気に読めます。

 

ドラマ最終回予想

今回は1月22日に放送開始の『後妻業』について書いてみたのですが、いかがでしたか?

原作と映画を比較してきましたが、比較してずいぶん変ったなと思うところもあると思います。

最終的には原作に沿った構成でドラマは進むと思うのですが、いい意味の裏切りがあれば面白いなと思っています。

小夜子が亡くなってしまうのが原作ですが、今回ドラマで演じるのは、あの木村佳乃さんですから個人的には生きていて、次のターゲットに狙いを定めているところで終わってもらいたいなと思ってます。

最後に『後妻業』の公式HPでの木村佳乃さんのコメントを紹介しておきます。

Q:ドラマ『後妻業』の出演が決まったお気持ちを教えてください。

A:これは大変だぞ!と思いました。

Q:視聴者の皆様にメッセージをお願いいたします。

A:とても面白い作品に出会う事ができました。観てくださるみなさんの期待を、いい意味で裏切っていきたいと思っています!是非ご覧ください。

番組公式HPより 一部抜粋

いろんな意味で裏切ってもらいたいですね。

まずは22日の放送開始を楽しみに待ちたいと思います。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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