累計発行部数120万部を突破した話題沸騰中の冒険ファンタジーコミックス。
「王様ランキング」がついにアニメ化されますね。
今回は王様ランキングの原作の結末、ボッジは王様になれるのか?
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【王様ランキング】原作あらすじを紹介!
「王様ランキング」アニメ化決定!耳が聞こえず非力な王子の勇気あふれる冒険譚https://t.co/2TD83VcbCY
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— コミックナタリー (@comic_natalie) December 8, 2019
「王様ランキング」は漫画投稿サービス「マンガハック」にて2017年5月20日から連載されている作品です。
「世界一非力な王子」が「世界一立派な王様」を目指し奮闘するというお話で、主人公のボッジが試練に遭いながらも挫けずに努力する姿や数多くの名言が感動をよんでいます。
王様ランキングは連載開始から1年半後にSNSの口コミによって知名度が上がり、1日で1500万PVの閲覧数を達成するなど大人気漫画となりました。
「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」では6位に選ばれ、現在10巻まで発売されているコミックの累計発行部数は120万部を突破しています。(2021年4月時点)
そして2021年10月よりフジテレビノイタミナにて待望のアニメ放送が開始されます。
王様ランキングのあらすじ
かつて国家間の力関係は、国の発展度合いや国王の臣下の多さ、そして国王自身の強さから導かれた「王様ランキング」の順位によって表されていました。
主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれました。
ところがボッジは偉大な両親をもっているにもかかわらず、体が小さく非力です。
さらに耳も聞こえず話すこともできず、子供用の剣も振れないほどか弱いボッジは、周囲から「とても王様の器ではない」と陰口を叩かれます。
耳が聞こえないボッジは読唇術で相手の言葉を理解し、馬鹿にされても我慢していました。
人前では平静を装いますが、内心ひどく傷ついているボッジは陰で号泣することもあります。
そんなボッジには人一倍優しく、ガッツや向上心があるという素晴らしい長所があります。
周囲は剣術に優れた第2王子であるダイダを次期王様に推すのですが、それでもボッジは世界一の王様を目指し奮闘します。
【王様ランキング】アニメ原作から結末予想!ボッジは王様になれない?
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— 王様ランキング 公式 (@osama_ranking) July 20, 2021
王様ランキングの原作から結末を予想!
ボッジの目標は王様ランキング1位です。
しかし実力者の異母兄弟・ダイダですらランキング90位ですから、ボッジの実力から考えると無謀な目標だといえます。
ですが「魔法の鏡」や知恵者のデスパーはボッジが最も強いと確信しています。
ですからボッジが王様ランキング1位になる可能性は十分あると予想されます。
そのためには、ボッジが魔人によって奪われた本来の力を取り戻す必要があります。
それから考えておきたいことはこれまでランキング1位になった王がみんな悲劇的な結末を迎えたということです。
ボッジがそれを回避するには、他の王とは異なる宝を選ぶか、ボッジに近いキャラが1位になり彼の身代わりとなり悲運を迎える必要があります。
また最終的にランキング制度が廃止される可能性も考えられます。
「王様ランキング」は非力なボッジが立ちはだかる試練を乗り越えながら成長していくお話です。
ボッジは体が小さく力もない上に、耳も聞こえず話すこともできないという大きなハンデを抱えています。
実力ある国の第一王子として生まれてしまったばかりに、「とても王になれるような器ではない」と笑われてしまうのです。
ひどく傷ついているにも関わらず、決して負けずに努力を続けるボッジは読者に勇気を与えます。
ボッジの負けず嫌いな性格から努力に努力を重ね、見事ランキング1位に輝いて王になる可能性も十分にあると思います。
「王様ランキング」の作者である十日草輔さんから結末予想
「王様ランキング」の作者である十日草輔(とおかそうすけ)さんは40歳を超えてから脱サラし、2017年から漫画を描き始めました。
十日さんはインタビューで、「読んでくれる人に感じてほしいテーマは勇気」
「弱者とか強者とか、勝ち組とか負け組とか、そういうことを考えること自体が嫌い」
と話しています。
タイトルを「王様ランキング」にしたのはみんなランキングが好きだからという理由からで、ボッジが「立派な王様を目指す」という設定も後付けだったそうです。
十日さんは脱サラするというリスクをとって漫画家になったという自分の挑戦が誰かの励みになれば嬉しいと考えているようです。
漫画のタイトルは「王様ランキング」ですが、十日さん自身が争いごとを好まない性格ですから、ボッジをランキング1位にすることよりも立派なキャラに成長させたいという想いを持っていらっしゃるのではないかと感じました。
ボッジが成長していく過程を描くことで、私たちに「勇気を持って挑戦しよう」というメッセージを送っているのでしょう。
そういう意味からも、「ボッジは争いごとを避けてランキング1位になれず、結果的に王様にならずに終わる」と言った結末も多いにありうると思います。
また、「ボッジの手でランキング制度が廃止され、それこそ民主制度的なものや公平な選挙で王を決める制度が新しくが生まれた」なんて結末を想像するのですが、いかがでしょうか?
まとめ
今回は「王様ランキング」の原作やあらすじ、結末予想について紹介させていただきました。
ボッジが試練にも負けずに努力する姿は、どんな状況にあっても勇気を持って進む事の大切さを教えてくれます。
もちろん結果も大事なのですが、挑戦する過程で得られるものはもっと貴重だと教えてくれているようです。
これからもボッジが様々な経験を糧に成長する姿を楽しみにしたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。