2021年6月25日に映画【Arc アーク】が公開されます。
2011年に発表した短編集『紙の動物園』で、ネビュラ賞、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞の3冠を制覇するという史上初の快挙を成し遂げた奇才小説家ケン・リュウ。
そのケン・リュウ氏の傑作短編小説『円弧』(ハヤカワ文庫版・『もののあはれ』に収録)が、オリジナルの脚本が追加され『Arc アーク』のタイトルで実写映画化されます。
今回は【Arc アーク】映画の結末ネタバレ予測や原作について調べてみたいと思います。
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【Arc アーク】映画のあらすじ!原作は?
不老不死の実現というテーマは、制作陣すべてにとって、非常にチャレンジングな題材であったと思われる。
主役リナを芳根京子という若く美しい女性が演じることは、不老不死というテーマでは重要な要素である。https://t.co/fulMlvUdgb#Arcアーク
映画【Arc アーク】のあらすじ
舞台はそう遠くない未来。
17歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナ(芳根京子)は、
19歳で師となるエマ(寺島しのぶ)と出会い、彼女の下で<ボディワークス>を作るという仕事に就く。
それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。エマの弟・天音(岡田将生)はこの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。
リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが・・・。
この映画は、文庫にして50ページ程の短編小説がもとになっています。
一見するとSFの様な不老不死をテーマの作品で不老不死を、手に入れたからわかる「人生にとって大事なこと」を見つめなおした作品ではないでしょうか。
主人公リーナは、若くして産んだ息子チャーリーを愛することができず息子チャーリーを 忘れるように、自らの自由を選びます。
そこでいくつもの出会いと別れを経験して、遂に30歳の身体のままで不老不死を手に入れるリーナでした。
ですがリーナは、時間が永遠にあると思うことで現状に満足して、パートナーとの良い関係性を築き上げて行くことが、とても困難になっていきます。
そしてリーナの心境は少しずつ変化していきます・・。
【Arc アーク】映画の結末ネタバレ予測!リーナとディヴィッドは不老不死じゃなくなる!
岡田将生が芳根京子に“プロポーズ” 映画『Arc アーク』WEBCM解禁(写真 全8枚)https://t.co/Tv8qTqLm4K
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— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) May 27, 2021
実年齢100歳近くなって、リーナは、再び恋をします。
その相手は不老不死を否定している青年デイヴィッドです。
青年デイヴィッドは「死を意識することで、大事な選択をすることができる」こんな考えを持つ青年でした。
そんな真逆の考えの青年デイヴィッドに共感し始めて、リーナはデイヴィッドと共に死を選ぶことを決意します。
リーナの老いの記憶は、「ボディ=ワークス」社で記憶され、興味を抱いた記者達が毎日リーナの元に訪れます。
不老不死が当たり前の世界で育った第二子であるキャシーは、「死のない人生=変化のない人生」ではないと否定する。
しかし、リーナの意思はゆらぎませんでした。
リーナは、皺だらけになった手で、同じく皺だらけのデイヴィッドの手を握りしめました、、、。
原作と同じならこれでエンディング、おそらくデイヴィッドと共に死を選択したのだなと想像できます。
映画では、リーナは、「不老不死」を選択するのか、それともデイヴィッドと共に死を選択するのか?が最大の見どころでは、ないでしょうか?
原作の世界観を忠実に再現するならば、このまま同じエンディングになるのではないかと予想します。
原作の最後、砂浜の場面は感動的な美しさです、映画でどのように再現されるのか楽しみです。
まとめ
原作小説の円弧の映画【Arcアーク】の結末ネタバレを紹介しました。
更に短編小説の円弧にはない、エピソードも追加されて、長編映画となった【Arcアーク】
公開が楽しみで待ちきれません。
私自身も「不老不死」がテーマですので、とても興味があり是非とも足を運んでみたいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。