みなさん イルカと一緒に泳ぎたいと思ったことありませんか?
テレビの中でしか見たことない、海の中を自由に泳ぐイルカ、時々鳴き声を発して仲間同士でコミュニケーションを取っているように見えるイルカ達。
そんなイルカの側で一緒に泳ぐことのできる島が東京都にあるんです、伊豆諸島の属する島で名前は御蔵島と言います。
御蔵島は、水族館でしか見たことのない、イルカと一緒に泳いだり触れ合えるイルカウオッチングとシュノーケルが楽しめる島なんです。
今回はそんな御蔵島でのイルカとのシュノーケリングについてお話したいと思います。
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御蔵島
東京都から南に約190キロメートルの位置にある御蔵島は面積20.55平方キロメートルのほぼ円形の島。
御蔵島港とヘリポートがあり、小中学校や郵便局、駐在所もありますが、昔にあった集落としての面影はなく、人口はわずか300人ほど。
島民は徒歩圏内にある里にほとんど集まっているので、ほぼ島民の方々が顔見知りで、自然豊かな島でのんびりと生活しています。
島の周辺には野生のミナミハンドウイルカが生息、ドルフィンウォッチングやドルフィンスイムが大人気です。
御蔵島でイルカと泳ぐには
御蔵島でイルカと泳ぎたいと思ったら、まず日程を決めないといけません、というの御蔵島では一年を通してイルカとおよげるわけではなく期間が決められているからです。
だいたい 3月から11月くらいまでがシーズンになります。
次に宿を決めないといけません、なぜかというと御蔵島には宿が7軒とバンガローが5棟しかありません、思っている以上に、宿は争奪戦になります。
いやいやそんなの野宿でいいじゃん! と思った方、御蔵島には宿の予約をしていないと上陸できないという決まりがあるんです!
よってまずは行きたい日程に合わせて宿の手配が先決です、宿の手配に関してはみくらしま観光案内所のホームページで確認してみてくださいね。
無事に宿が決まったら、次は交通手段の確保です、御蔵島への行き方は大きく分けて空路と船の2種類があります。
空路メインで行くルート
空路の場合は羽田空港や調布飛行場から大島か八丈島へ行き、そこから船で行くルートがあります。
一番スムーズなのは羽田を朝の7時くらいの便に乗り、八丈島で船に乗り換えれば昼には御蔵島に着きます。
八丈島からはヘリコプターも就航しているので、時間のない方や乗り継ぎの時間が合わない方、急ぐ方にはいいかも知れません。
船で直接行く
東京の竹芝桟橋から東海汽船のフェリーが毎日就航していますが、竹島桟橋を22時30分に出発し、船の中で一泊、翌日5:55御蔵島に着きます。
直接御蔵島に行けるので便利ですが、時間がかかるのが難点です。
イルカとシュノーケリング
先ほど紹介した宿の宿泊予約をした際にイルカウォッチングがやりたいと予約しておけば、宿の専用の船や提携してるサービスでイルカウオッチングも楽しめます。
でもやはり御蔵島に行くからには本格的にイルカと自由に泳いでみたいと思いますよね?
イルカと泳ぐ前にきちんとしたレクチャーを行い、イルカとシュノーケリングをより楽しいものにしてくれるサービスを行っているお勧めの現地サービスも紹介しておきます。
ドルフィンスイムに必要なアイテム
御蔵島でのドルフィンスイムはダイビングではなく、あくまでシュノーケリングで潜ります。
現地でウエットスーツはレンタルも可能ですが、シュノーケル、フィンやマスクはいつも自分の使っているものを持っていく方が、慣れているので海でトラブルにならずに済みます。
ラッシュガードは一枚持っていくことをお勧めします、ウエットスーツをレンタルもいいのですが、ラッシュガードがあれば代用できますし、何より日焼けや怪我防止になります。
シーズンによってはウエットスーツを着ていてもやはり海に潜る以上、体温は下がります、そんな時でもラッシュガード一枚あればかなり寒さをしのげます。
カメラを持っていくときにはフラッシュ禁止です、気を付けましょう。
御蔵島でイルカと泳ぐルール
御蔵島のイルカは野生のイルカの為に御蔵島ではイルカと共存していくための独自のルールがあります。
現地のサービスでも説明されると思いますので簡単に一覧を載せておきます。
船から100メートル以上離れて泳がない
イルカに触らない、触ろうとしない
無理に追いかけない(特に子連れ)
船からは静かに入水
出産や食事、交尾など自然な行為を邪魔しない
カメラのフラッシュ禁止
音をむやみに発しない
子供のイルカを連れている群れにはこっちからは接近しない
水中で寄ってこないイルカのグループには再度エントリーしない
イルカに餌をあげない
スキューバダイビングでイルカに近寄らない
番外編 御蔵島の山で遊ぶ
御蔵島では山のコースガイドさんを付ければいろんなコースで山のハイキングを楽しめます。
ガイド費用半日4000円が必要ですが、山の巨木や季節それぞれの花もあちこちで目にできて楽しめますよ、オススメは長滝山コース、晴れていれば長滝山頂から伊豆諸島の島々まで見渡せます。
御蔵港の反対側に位置する場所には、幹の幅が14メートル近い巨木があり、御蔵島の大ジイの愛称で知られています。
まとめ
御蔵島は、世界有数の野生イルカの生息地であり、時には100頭以上のイルカと一緒に遊べる場所です。
でも主役はあくまでイルカ達です、野生のイルカの生息地に我々がお邪魔しているんだということを忘れずにルールを良く守ってシュノーケリングを楽しんでくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。