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冬のダイビングで初心者が注意することは?メリットとデメリットも!

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ダイビングって冬にできるの?

寒いでしょ? 無理でしょ?そう感じている方は多いです、でもダイビングは冬でこそやるべきスポーツだと思ってます、ぜひ冬の寒い時期にこそダイビングに行きましょう!

お勧めの冬のダイビングですが、寒い時期ならではの注意点や装備していく方がいいこともあります。

特に初心者ダイバーが冬にダイビングに行く時の注意点やメリットやデメリットも合わせてお話していきます。

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ダイビングは冬がお勧め!

暖かい真夏のリゾート地で綺麗なお魚やサンゴに囲まれて海に潜る。

ダイビングってそんなイメージありませんか?

年中暖かくて綺麗な魚やサンゴも見れるリゾート地でのダイビングも素敵です、でも年中リゾートで潜るには資金面も辛いし、社会人ならお休みも取れませんよね?

住んでいる所から近いなら問題ありませんが、毎回ダイビングに飛行機で行くわけにもいきません(笑) といって暖かい夏の時期だけしか潜らないのも(否定はしませんが)ダイビングの面白さが半減してしまうと思うのです。

ではダイビングを冬に行くことのメリット・デメリットはどんなものがあるでしょう?

冬のダイビングのメリット

透明度が抜群にいい

春や夏にダイビングをしていると、透明度(透視度)が悪いことが多いですよね?

透明度1mもない、いわゆるみそ汁と言われる全然前が見えない状態の海になることも珍しくありません、どうしてこんな海になるのでしょう?

水温の高い時期は海の中のプランクトンが多く発生します、反対に冬の海は水温が下がるのでプランクトンが活動できず、結果として海中に漂う量が減る為に綺麗に見えます。

風の違いもあります、特に太平洋側では有名なダイビングスポットが多数あります、夏には沖から陸に向けて吹く風が、冬には逆になり陸から海に向けて吹く風に変わります。

海の海面が沖に向けて流れるため深い所の綺麗な水が表面に上がってきます。よって透明度のいい海になることが多いのです。(ダイビングポイントの向きや地形によって違いが出ます)

冬には関東近郊のダイビングポイントでも透明度15mや20mは当たり前になります。

冬の海はプールみたいに透き通っているんです!

冬ならではの生き物が見れる

青や赤のカラフルなお魚が見れるのは沖縄やハワイのような年中暖かい海だけだと思っている方は多いと思います、でも実は関東近郊の伊豆でも見れるんです!

季節回遊魚(死滅回遊魚)と呼ばれる魚達がいます、先述しました沖縄などの暖かい海から黒潮に流されてやってきたチョウチョウウオなど南のカラフルなお魚達の幼魚のことなんですが。

潮の流れに乗って関東近郊のポイントに流れ着くのが毎年夏が終わる頃にやってきます、残念ながら冬に水温が下がると死滅してしまうのですが。

でも少なからず越冬する子もでてきて、冬に潜るとダイバー間で話題になるんですよ、今日も頑張ってた! って(笑)  冬ならではのダイビングあるあるです。

そんなに水が冷たくない

水が冷たくないと聞くと えっ?と思うとおもうのですが、実際に伊豆などの関東近郊のダイビングポイントは温度の変化が陸上と比べ2~3ヶ月遅れでやってくるのです。

例えば気温の上がる真夏の8月は海中ではまだ5月や6月でしかなく、海の中の温度が上がってくるのが9月や10月なんです。

関東近郊の伊豆を例にとれば、9月から11月に海の中は22度から27度くらいをキープしています、ところが外の気温は20度を切ることもありますよね。

海の中は12月を過ぎても水温は15度や20度をキープしています!外は気温が10度を下回り、日によっては5度とかの日もあるのにです。

先ほどのプランクトンも減ってきて風も変わり海の中の温度も下がり始める11月12月には海の中はダイビングに最適な環境に変わっていくんですよ。

水温は確かに1月2月には下がりますが、適切な装備で潜ることで、(頭と手は別にしても)むしろ水に濡れる部分は少なくなります。

ショップも海も空いている

夏の週末は海水浴や行楽に向かう車で渋滞しますね。

特に関東近郊でも有数のダイビングスポットである伊豆は夏休みの週末ともなれば、ダイビングのポイント近くに着いても近所の海岸に向かう海水浴客でごった返し駐車場もコンビニも人だらけ。

やっとショップに着いてもダイビングのお客様で溢れていて、一つのチームが10人や15人なんてことも。

もうただ集団でダイビングするだけ(笑)、初心者はついていくのに必死で、レアな魚がいた事を後でログ付けの時に知ったなんてこともあるくらい、酷い状況になることが多いです。

でも冬になると状況は一変、まず道もショップも基本的に空いています、平日となればインストラクターやスタッフの数よりもお客様の数のほうが少ないなんてことも普通にあるんです。

もう貸切状態で潜れますよ、インストラクターとマンツーマンでファンダイビングなんて出来ちゃいます、週末も少人数でダイビングできるので普段とは違うリクエストもできたりします。

私も初心者の頃は冬の平日に行き、インストラクターを独り占めしファンダイビングなのに中性浮力の練習やカメラの撮り方を見てもらっていました(笑)

もういいことばかりのような冬のダイビングですが、当然デメリットや注意することもあります。

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冬のダイビングのデメリット

寒い!

そう・・寒いんです!

先述したとおり、外の気温と海水温には時期によってかなり差があるんです。海の中にいる時は比較的温かく感じても外に出た途端に濡れている頭や手に冬の風・・ これが辛い(笑)

特に海から上がってショップに帰るまでは防寒対策をばっちりしないと風邪をひきます!

私はスキー用のポンチョを持って行ってました、BCのポケットにも入れておけます、温かくて寒さも防げます。

専用の装備やドライスーツが高い!

夏のウエットスーツではさすがに冬の海には潜れません、専用のドライスーツというスーツで潜りますが、高い!

既製品もありますが、頭や手首以外をすっぽり覆い、水着でなく中にスエットやTシャツを着て潜る特殊な形状のスーツなためにほぼオーダーになるのです。

お財布には優しくありませんが、寒い時期のダイビング環境がいい時期に多く潜りたいダイバーさんは検討してみてもいいと思います。

寒さや冷えが天敵な女性には特にお勧めです、(中には真夏以外ドライで潜る女性ダイバーも多いです)

小物もいろいろ必要

冬のグローブも夏用とは違い保温性の高い厚手のものがあります(手袋内に海水が入っても体温で暖められて温かく快適です)が操作性が悪く細かいボタンなどが押しにくいのでカメラを持って海に入るダイバーはあえて夏用を使う人もいます。

冷たい海に潜るとき水にさらされている部分はドライスーツの場合は頭と手先だけになります、頭から熱が奪われることを出来るだけ防ぐ小物として、フードがあります。

陸上でも帽子をかぶるだけで全然寒さが違ってきますよね?

同じように海の中でも頭をカバーするだけでかなりの体温を奪われないようにできるのです。

まとめ

夏特有のレジャーというイメージが強いダイビングですが、陸上と同じく海の中にも“四季”があり、冬のダイビングが透明度や見れる生物、混雑具合においてはお勧めです。

専用のスーツや小物、防寒対策など夏に比べて用意することも多いですが、それを差し引いても断然冬に海に潜ってみることをお勧めします。

伊豆にはクリスマスにはクリスマスツリーが飾られる所や、水中ポストにハートのオブジェが飾られるポイント。

お正月には角松がポイントに沈められたり、冬ならではの見どころがたくさんある所が多いです。

ぜひしっかり準備をして冬にもダイビングを楽しんでくださいね。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

冬のダイビングは夏よりおすすめ!初心者が気を付ける事や注意点も!ダイビングって夏のイメージがまだまだ強く、ダイビングやってみたいけど、まだ冬だし寒いし、春になってからライセンスを取ろうと思っている方も...
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