『天国大魔境』は石黒正数による作品で、文明が崩壊してしまった後の世界を生き抜く少年少女たちが世界の謎を解き明かすストーリーです。
異形の怪物が当たり前のように徘徊している世界では、キルコがトキオと同じ顔をしたマルと一緒に“天国”を探して旅をし様々な困難を乗り越えていきます。
そのキルコの正体や過去が気になると言われているのですが、衝撃の事実が発覚しファンを驚かせました。
そこで天国大魔境キルコの正体や過去、脳移植や桐子の撃たれた理由について紹介していきたいと思います。
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【天国大魔境】キルコの正体や過去
#天国大魔境 5話 ゲームしてたら因縁つけられてバチキかましたら大騒ぎにこの2人の戦闘力半端ないw
留守番のマルがいない！動揺するキルコ！
なんだかんだとマルに母性？を感じている様だ｡方や施設内ではタラオの死に子供達が悲しみを感じている事にホッとする｡そして遺灰の中の物は何か？ pic.twitter.com/i1kf6nU2SO— kazmas (@kazmas_0) May 2, 2023
『天国大魔境』に登場するメインキャラの1人であるキルコは、背中まで伸ばした赤い髪が特徴的で気の強い一面も持ち合わせています。
作中でキルコが自身を”僕”と呼ぶのはボクっ娘という設定なのかと考えられていましたが、この”僕”という呼び方がキルコの正体に繋がっていたのでした。
そこでまずはキルコの基本情報と過去について調べてみました。
キルコの年齢や身長など基本情報
名前はキルコ、脳は18歳で身体は20歳、身長は160cmです。
東京・中野区で便利屋として働き、マルのボディーガードをしながらマルが目指している「天国」までマルと同じ顔の人物を探す旅をしています。
マルから「お姉ちゃん」と呼ばれるなど仲の良さが伺えるのですが、それはマルがキルコに好意を抱いているからです。
キルコも気付いているのですが、ある事情からその好意を受け入れられない理由があります。
さらにキルコは頭の回転は速いのですが、ネーミングセンスは絶望的で「ヨーパン汁」「ヒル気」などと名付け、その度にマルから突っ込まれているほどです。
キルコの能力とキル光線
次にキルコの能力とキル光線を紹介します。
キルコの能力は高い射撃スキルと優れたサバイバル能力です。
マルを守る為にとミクラから預かった銃「キル光線」を使う時には、走りながらだったりフェンスに捕まっている状態など、ターゲットが狙いにくくても正確に撃ち抜けるほどの射撃のスキルがあります。
このスキルは誰かを守りながら戦う状況ではかなり重要な能力だと考えられます。
さらに災害が起きた後の世界では高いサバイバル能力が問われる為、物資が残っていそうな場所を推測したり見つけた食料を上手く調理するなど大変な状況下でも逞しく生き抜く方法を知っています。
過去に脳移植されたキルコの正体は桐子と春希
キルコの正体は桐子と春希です。
本編の5年前、浅草で電動カーレースの最中に現れた人食いを春希が追い払うつもりが逆に襲われてしまい死にかけます。
桐子がそれに気付きレースに使っていたカートに乗り、人食いに体当たりして何とか春希を奪還します。
ですが春希は人食いによって両腕と下半身が失われており、春希は桐子に助けられた直後に「パーン!」という音を最後に意識を失っています。
春希が10日間の昏睡から目が覚め、自身が姉の姿になっている事を知った時は戸惑いと喜びが入り混じっていたように思えます。
春希は姉の桐子に恋愛感情を抱いていたからです。
鏡に映った自分にキスをしようとしていた事からもそれが伺えます。
そして姉の桐子の身体に自分の脳が移植されたという事実を知った春希は、それ以来キルコと名前を変えて自分たちに脳移植をした医者を探すのでした。
脳移植された後で、キルコとしての人生を生きる事になりました。
物資が少なく医療機器も乏しい状況で脳移植できた事はすごい事なんだそうです。
元々は黒髪でしたが、脳移植をされた後赤い髪に変わっています。
【天国大魔境】キルコの脳移植と撃たれた理由
#天国大魔境
第3話、
そういうことだったのか！
それでもキルコは可愛いぜしかし、めちゃくちゃおもしろいな
30分が一瞬！
気が付いたら、もう終わり！？ってなってるw pic.twitter.com/yuvWQcrxsZ— K3(ケイ)㌠ (@K3Euphemia) April 18, 2023
春希は自身をキルコにした医者を探す為マルのボディガードとして色々なところを旅する事にしました。
春希は桐子が好きだったので姉の身体を手に入れた事に抵抗がないばかりか、密かに喜んでいた事も発覚しています。
そんなキルコの脳移植と撃たれた理由は何だったのでしょうか。
桐子はなぜ脳を損傷したのか
桐子はなぜ脳を損傷したのかについて調べてみました。
損傷した理由は何者かが桐子の頭を銃で撃ち抜いたからです。
脳を移植した医師によると桐子と春希の2人が運ばれて来た時点で、2人ともすでに瀕死の状態で桐子の頭には銃によると思われる傷痕がありました。
キルコには思い当たる事があったようで、それは記憶に残っている2回聞いた「パーン」という銃声です。
さらにマルに髪を乾かしてもらった際に「ハゲがあるよ」と教えてくれたそのハゲの部分が弾痕だという事にも気付くのでした。
なかなか異性に「ハゲがあるよ」とは言いにくいものですが、まだ若いから言えたのかなと思われます。
ですがそのハゲ発言が後に重要な事実に気付くきっかけになっています。
桐子が撃たれた理由と殺そうとした犯人は？
次に桐子が撃たれた理由と殺そうとした犯人についても調べてみました。
まずは殺そうとした理由から書いていきますが、原作8巻の時点では犯人は分かっていません。
ただネットなどでは「稲崎露敏(いなざきろびん)が犯人説」が濃厚と言われています。
理由は2つあります。
・ロビンとキルコの初対面のシーンでロビンが驚いており、それが(殺したはずなのになんで生きてる？)という表情に見えたから。
・2巻と6巻に出てくる「パーン!」という音が、桐子がロビンに撃たれた時の記憶だと推測できるから。
稲崎露敏が自分に会いに来たキルコにしたひどい仕打ちを考えると、好意を抱いているようには見えません。
しかも脳移植の事を知っていながらの狼藉です。
いつか桐子を撃った犯人が分かると思うので、楽しみにしたいと思います。
そして桐子が撃たれた理由もはっきりしていません。
なのでこちらも考察になります。
・浅草のレース場で桐子が撃たれたのは、桐子の身体(頭)にバレたらまずい秘密があるから。
・本当は春希の身体に桐子の脳を移植するはずだったが、邪魔が入ったか手違いで逆になってしまったから。
という2つの理由が濃厚と言われています。
こちらも判明するのが待ち遠しいですね。
桐子の身体に春希の脳を移植した理由
桐子の身体に春希の脳を移植した理由は切羽詰まった状況で取られた最善策だと思われました。
桐子の身体に春希の脳を移植したのは、死んでしまう2人の命のどちらかだけでも助けたいと考えたからです。
桐子は脳に重篤なダメージを受けている、春希は身体の大半を失っているという状態だったのでお互いの使える部分を使った結果、桐子の身体に春希の脳を移植したという事でした。
この事実を知った時にキルコは、自分の中に桐子と自分の両方が生きている事を改めて実感できたのです。
まとめ
今回は天国大魔境キルコの正体や過去、脳移植や桐子の撃たれた理由について紹介しました。
春希は自身と姉が1つになった事を喜んでいて、名前も桐子と春希を混ぜたキルコにしたほどです。
そして物語当初はキルコをただの痛いボクっ娘だと思っていたのが申し訳なくなるほど、キルコになった事情は大変な状況でした。
医者の2人とも死なせるよりは1人でも助けたいというのは分からなくもない心情だと思われます。
そして今後のキルコは、見た目は女性で中身は男性という状態でどのように生きていくのかも見どころですよね。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
天国大魔境は意味不明でつまらない？感想や評価は胸糞気持ち悪い？
