漫画 PR

【転生したら剣でした】師匠の正体は?ステータスや能力についても!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の超人気ライトノベル【転生したら剣でした】は、202210月からアニメ化されることが決まっています。

異世界や転生モノに慣れ親しんだ読者をも魅了する【転生したら剣でした】は漫画版も大人気で累計発行部数が200万部を達成しています。(20223月時点)

今回は、本作品の主人公である剣=師匠について、その正体やステータス能力についてご紹介していきます。

Sponsored Link

【転生したら剣でした】師匠の正体は?

「師匠」というのはこの作品の主人公で人の言葉を話す剣です

剣なのにしゃべるし、動けるし、まるで人間のような思考を持っています。

剣に自我があるなんて現実ではあり得ないと思うんですけどそこは異世界ファンタジー、

そういう剣もいるんでしょう、と思ったらどうやら初めから剣の姿ではなかったようです。

ではもともとの姿はなんだったのか?

実は、剣=師匠の正体は、別の世界(リアル世界)の人間でした。

転生前の師匠は生身の人間でしたが、片手スマホ運転のオープンカーにはねられ死んだはずなのになぜか剣になって異世界にいました。

以前は成人男性であり前世での名前は作中では明かされていないので不明です。

師匠によると、年齢は30歳、ラノベ読書とネトゲRPGをやりこんでいるゲーム脳オタク会社員だったとのこと。

【転生したら剣でした】師匠のステータス

師匠の正体がわかったところで、次に師匠の能力や強さについてご紹介していきたいと思います。

師匠は、剣でありながら喋ったり動いたりできる「インテリジェンス・ウェポン」です。

初めから大量にスキルを保有しており、数多くのかっこいい技やユニークスキルを披露しています。

それらを詳しく掘り下げていきますね。

師匠の能力

師匠は剣として転生し目覚めてすぐにスキル「念動」を使い、自由自在に動いています。

また、動けるだけでもすごいのにスキル「念話」を使い、話すことも出来るんですね。

これが『知性を持つ武器』インテリジェンス・ウェポンの能力です。

自らの体を動かせるので、当然魔物を倒すこともできます。

いつの日か美少女剣士とかに自分を使ってもらいたい、その時のために強くなっていたいという欲望のため師匠はそこらにいる雑魚モンスターを狩り続けました。

インテリジェンス・ウェポンは、倒した魔物の中にある水晶のような魔石と言われる核を剣で壊すと、倒した相手の持っているスキルを吸収できます。

そうしてどんどん魔物を倒して魔石を壊し、自分の中にたくさんのモンスターから得たスキルを蓄積、成長していきます。

剣術・攻撃魔術はもちろんのこと回復魔術も使えますし、料理や解体、鑑定スキルなど日常生活に役立つユニークスキルなども持ち合わせています。

師匠の強さ

では師匠の強さはどのくらいなのでしょうか?

作中で師匠は自分の攻撃力を自己鑑定し具体的な数値を出しています。

師匠の素の攻撃力は392です。

剣といえば物理攻撃が主ですからこの数値が基本ステータスと考えがちですよね。

実際師匠も自分は勇者の剣かも?なんて思っていたのに、初めて大きな街アレッサに着いた時に自分よりも攻撃力数値が高い武器はたくさんあると知ってショックを受けました。

ところがインテリジェンス・ウェポンの強さは素の攻撃力が全てではありません。

そのことを街で出会った熟練鍛冶師に指摘されています。

師匠のようなインテリジェンス・ウェポンは魔法武器にあたり、魔力を刃にまとわせて切れ味・破壊力を増加させる特性の剣なのです。

素の攻撃力とはまた別に「魔力伝導率」というステータスがあり、師匠の魔力伝導率はAでそこら中にゴロゴロいるような剣ではないと鍛冶師はいいます。

魔力伝導率がAというのは数値にすると200%で、たとえば魔力を100まとわせたら攻撃力が+200上がります。

師匠が本気を出せば魔力1000は出せます。

ということは、素の攻撃力に+2000され、あわせた数値が師匠の攻撃力となるということです。

このことから師匠は、とてつもないチート性能ということがわかります。

さらに前述したスキルを喰らって自分のスキルにするという能力がありますので、スキルやステータスの成長も未知数です。

【転生したら剣でした】あらすじ

まず本作は転生モノです。

転生というからには何かに生まれ変わるわけですが、

主人公は何に転生したのか?剣になる。

このことをふまえて、あらすじを読んでください。

異世界のとある場所で、一本の剣が地面に突き刺さります。

枯渇の森に囲まれた平原で、荷馬車に乗せられ売られていく奴隷の少女がいました。

少女は黒猫族で「名無し」と呼ばれています。

商人どもは奴隷市場に奴隷達をいち早く連れていき、セリにかけるため急いでいました。

少女は自分には「力」がない。この手に何か・・・そう「剣」でもあれば──

と、力がなくて自由になれない自分の境遇を悲しむのでした。

その時少女の耳に最初はうっすらと、そしてだんだんはっきりと「誰か俺を!」という謎の声が聞こえます。

ひとけのない森の中ですから、声の主は分かりません。

すると荷馬車を追って熊のモンスターが襲ってきて、荷馬車は転がり少女達奴隷や、商人どもも放り出されました。

商人は自分達が逃げる時間稼ぎをしろと、少女達奴隷にモンスターに食われる命令をするのです。

奴隷には特殊な強制装置が首にはめられており身動きできません。

しかし商人自身が逃げる際に木の枝の上に倒れ込み死亡したため首輪の効力が弱まり、少女は全力でモンスターから逃げます。

逃げてもすぐ追いつかれてしまう、「力」が欲しい・・・この手に何か、そう「剣」でもあれば。

そう願った先に、平原に突き刺さるとても綺麗な一本の剣があったのです。

これが、主人公の剣(師匠)と少女の初めての出会いでした。

少女の置かれた状況を察知した剣は自分を抜いて装備しろと少女に訴えます。

少女が剣を抜き、「装備」するとすごい力がみなぎり、思い通りの動きであっという間にモンスターを倒すことが出来ました。

剣と少女はお互いにお礼を言い合い、再び少女は剣を地面に突き刺そうとします。

すると剣は慌てて、この土地はやばいんだ、魔力を吸われて何にも出来なくなってしまうから自分を連れて使ってくれないか?とお願いします。

少女は使いたいけど自分は奴隷だから、きっと取り上げられてしまうし逃げることはできないと言います。

まだ1人生き残っていた奴隷商人が少女へ罵声を吐きながら剣を取り上げようとし、さらに暴力まで振るいます。

その場面を見ていた剣は自分の恩人である少女を助けるため商人を斬り殺してしまいました。

少女が、魔力を吸い取る地面から抜いてくれたおかげで剣に魔力が戻り動けるようになったのです。

こうして少女は自由の身となり、剣にも所有者となる「装備者」ができました。

名無しの黒猫少女はかつて両親に呼ばれていた名前「フラン」を名乗ることにしました。

同じく名無しであった剣にはフランが「師匠」と名づけ、ここから2人の冒険が始まるのです。

Sponsored Link

【転生したら剣でした】登場人物

師匠 

本作品の主人公。前世で不幸な事故により死亡した元30歳男性。前世での趣味はラノベ読書とネトゲRPG

死亡後、剣となりフラン達のいる異世界に転生します。

「師匠」という名前はフランに付けてもらいました。

インテリジェンス・ウェポンとして魔狼の平原に転生しますが、《念動》というスキルで自由に動くことが出来たり、スキル《念話》を使い人間の言葉を話すこともできます。

また、初めからいくつものスキルが備わっており、魔物を倒し体内にある魔石を喰らうと自身にスキルを取り込むことができるという能力があります。

必殺技は念動カタパルト(剣の軌道を念動により曲げ対象を突き刺す攻撃)

自由自在に動いて雑魚モンスターを倒し、スキルゲットしながら己のステータスをあげまくっていた師匠ですが、もっと強い敵を求めて外側の森林エリアを目指します。

ところがこの外側のエリア一帯は地面が魔力を吸い取ってしまうという特殊性質を持っており、師匠は何日も身動きできなくなってしまいます。

そんな絶体絶命の師匠の前に現れたのが黒猫少女フランで、地面から師匠を抜いて助けてくれるのでした。

自分の恩人のように感じているフランが置かれている過酷な状況や、強くなって進化したいというフランの切なる目標を聞きます。

何とかして一人前にしてやりたいと親心を持ち、全力でフランを手助けし、それが自分の使命だとまで思うようになります。

フラン 

黒猫族の少女で12歳の元奴隷でした。両親は早くに亡くなっており、家族と呼べる人はいません。

黒猫族は獣人の中でも最弱と言われており、彼女の両親もまた強くなって「進化」を遂げるために修行の道へと進みましたが道半ばで命を落としています。

たった1人となったフランは奴隷商人につかまり、4年間自由がありませんでした。

弱い自分に力があればと思っている矢先に師匠と出会い、自分を縛り付けている奴隷商人から助けてもらい自由を取り戻します。

剣と装備者の関係となった師匠とフランは、強くなることを目標にひたすら努力と鍛錬をするのです。

師匠の作るカレーやパンケーキを幸せそうに頬張ったり、師匠の前で無防備によだれを垂らして眠るフランの姿に師匠でなくとも親心が芽生えてきそうです。

誰よりも師匠のことを信頼していて、師匠に認められ誉められたいと頑張る性格がとても可愛いです。

アレッサ冒険者ギルド関係

ネル 

アレッサ冒険者ギルドの受付嬢で、穏やかな優しい笑顔の彼女はその笑顔の裏に辛辣な面を隠しています。

受付嬢の仕事はギルド加入手続きや、クエストの受注、素材の換金が主です。

解体作業が雑で素材の状態が粗悪なものを持ち込んでは報酬が安すぎると文句をいう質の悪い輩にうんざりしています。

それでもプロとして笑顔で立ち続けているネルは流石です(心の中では「死ねばいいのに」と言っています)

ギルドに加入したいというフランを見て、初めはまともに取り合っていない感じでしたがフランの実力と丁寧な仕事ぶりには感心をしてその対価として正当な報酬を与えています。

ドナドロンド 

アレッサ冒険者ギルドの試験官で鬼人。職業は大戦士。年齢46歳。

鬼人というだけありとんでもない威圧の持ち主で、大抵の冒険者志望の初心者はこの威圧を見て逃げ出してしまうそうです。

フランの冒険者登録試験の時には、どんな相手にも手加減はしないと向かい合いますが、結果フランの全力により地面にぶっ飛ばされ合格を認めています。

実は優しい性格でとても面倒見の良い面があり冒険者達を立派に育てようとしています。

クリムト 

アレッサ冒険者ギルドのギルドマスター。種族はウッドエルフで職業は大精霊使い。年齢136歳。

フランが12歳という若さでありながらなぜここまで強いのか、誰に指導を受けたのか謎に思っており覆面調査などでフランを監視していました。

精霊たちの反応を判断基準にしているところがあるので、フランに対しての反応を見る限り悪い者ではないと思っています。

また精霊オタクでもあり、フランに水の精霊をスライムと間違えられた時は結構本気で怒っていました。

ガルス 

魔法鍛冶師。種族はドワーフ。

「神眼」というスキルを持っており、師匠の《鑑定遮断》スキルを無効化しインテリジェンス・ウェポンであることを見抜きました。

念話をうっかり聞かれてしまった師匠に対し、鍛冶師として興味を持っただけだから安心するようにと説明しています。

師匠の正体は極力誰にも秘密なのですがガルスにバレてしまった結果、師匠は自分では知り得ないこの世界の魔剣について情報をもらうことが出来ました。

師匠とフランの心強い味方でフランの防具を製作してくれました。

アマンダ 

アレッサ冒険者ギルドのランクAのエース。種族はハーフエルフで職業は嵐闘士。鞭使い。

「鬼子母神 アマンダ」という異名を持つ、子供が大好きな58歳、見た目は若くて綺麗。

自身が新人冒険者だった頃、アレッサには多くの駆け出し冒険者がいました。

冒険者としてのレベルアップのために何人もダンジョンに挑戦し、この街に帰らなくなった人たちの子供の世話するために孤児院を開きました。

本心から子供達を自分の子供のように思っており、彼らの母のように振る舞っているアマンダは神から与えられると言われる称号「子供の守護者」を持っています。

フランのことも親心から気にしており、常につきまとってしまい、フランからはストーカー呼ばわりされています。

フランとの模擬試合で初めは手加減していたアマンダですが、いつの間にかお互い本気モードになり、全力のフランの攻撃で絶対防御スキル《精霊の寵愛》の発動を余儀なくされました。

倒れてしまったフランをひざまくらで優しく見守る姿は母そのものでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は【転生したら剣でした】の師匠の正体やステータス、登場キャラクターについてまとめてみました。

現代で一度死んで異世界に転生した元人間の師匠ははっきり言って「なろう系」主人公を地で行くようなチート性能の持ち主でした。

異世界転生ものといえば、異なる種族や性転換したりがよくあるパターンなのですが【転生したら剣でした】では、主人公の転生後が「剣」という無機物であることがかなり独特で面白いと思いました。

また、剣の姿のままではどうストーリーが進んでいくのか不安でしたが、意外と剣のままでいけちゃうんですね(笑)

前世時代の回想シーンと、スキルで分身を作り出した時に転生前の人間の姿が描かれていますが、どれも顔までははっきりとは分かりません。

本作品はネトゲRPGのゲーム要素がふんだんに盛り込まれており、多種族、多彩なスキルアクションやステータスの成長、ファンタジーおなじみの魔法属性、マップに至るまでまるっとゲームの世界観です。

異世界に馴染みのないゲームユーザーにもかなり刺さる面白い作品だと思います。

原作のライトノベル、漫画版、そして2022年秋にはアニメ化まで決定している人気は折り紙付きの【転生したら剣でした】にこれからも大注目ですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

Sponsored Link