『MFゴースト』はアニメ第1期が好評で、第2期が2024年10月から放送開始が発表されました。
しげの秀一原作の『頭文字D』の続編とも言われる作品という事で、年齢を重ねた藤原拓海たちが登場するのも人気の理由の1つ。
自分の限界に挑戦する主人公のカナタ・リヴィントンの成長や、熾烈なレース展開など見どころが多い作品です。
さらに高橋涼介の存在も作品を盛り上げています。
そこでMFゴースト2MFGレギュレーションとは?創設者高橋涼介の考えが明らかに!というテーマで色々調べてみました。
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MFゴースト2MFGレギュレーションとは?
MFゴースト遂に高橋涼介登場かー。全然老けないな。一方啓介 pic.twitter.com/wSQ7xg6QKP
— 元凶 (@genkyou) October 30, 2023
『MFゴースト』は車の話という事で、車に関する専門用語も度々出てきます。
作品を描く上で必要な事だと思われるので、知っておいた方がより『MFゴースト』を楽しめるのではないでしょうか。
まずはMFゴースト2MFGレギュレーションとは?という点について説明します。
MFGとは
まずはMFGレギュレーションの前に、MFGについて解説していきます。
MFGとはリョウ・タカハシの働きかけで行われる事になったイベントです。
内燃機関を搭載した車に乗りクローズドコース化した公道を走るモータースポーツで、作中では第4回大会が開催されています。
AIとカメラを搭載したドローンを使いカーレースを全世界に有料配信しており、視聴者数は3,000万人を超えるほどの人気があります。
しかし作中では「MFG」としか呼ばれていない上に、名称の由来は明かされていません。
さらに富士山が火山活動を起こした影響で、大地震や大規模停電などの災害が発生したという設定で描かれています。
MFGはその復興支援イベントとして開催されているカーレースです。
その設定の為か各コースには災害の爪痕を敢えて残したセクションがあり、災害の記憶を風化させない工夫がされています。
予選に出走するドライバーの実力は様々で、高価な車を技術の低いドライバーが派手にクラッシュさせるという場面を見たいという視聴者もいるほどです。
参考までに使用車種やエンジンの馬力などに制約はありません。
MFGレギュレーションとは
次にMFGレギュレーションについて説明します。
『MFゴースト』では「MFGのレギュレーションの正解」を解き明かすというミステリー要素も取り入れています。
まず「レギュレーション」とは一般的に「ルール」を指しますが、「ルール」より拘束力があります。
MFGのレギュレーションは「グリップウエイトレシオの均一化のみ」となっています。
グリップウエイトレシオの均一化のみとは
MFGのルールによると「タイヤはMFG側で用意しますが車種によってタイヤの幅は一定にします」という事です。
車重によってタイヤのトレッド幅を決めるというもので、重い車は太いタイヤを装着する事ができます。
逆に軽い車は細いタイヤを装着する事になり、軽量化を図ってタイヤの負担を減らす、エンジンの馬力を上げるという事ができなくなります。
このMFGレギュレーションで「グリップウェイトレシオ」を導入する事により、車両の駆動方式やパワーやに関係なく全ての参加者に平等な競争のチャンスを与える事が可能になります。
この「グリップウェイトレシオ」の導入で戦略と技術が重要視される事になり、パワフルな車が有利という点が解消されました。
MFGのレギュレーションがリッチマンズレギュレーションと言われているのはなぜ?
次にMFGのレギュレーションがリッチマンズレギュレーションと言われているのはなぜなのかという点について説明します。
まず「リッチマンズレギュレーション」について解説していきます。
ラリーの世界では4WDの使用を禁止するほど、車の性能はレースに大きな影響を与えます。
しかしMFGでは、駆動力に優れたミッドシップ (MR)エンジン車や四輪駆動 (AWD)車も参加可能な代わりにハンディが課されます。
どんな車種でも勝利できるチャンスをという考え方から生まれた制約です。
しかしこれらの制約があっても「改造していなくてもバランスが良く馬力が高いヨーロッパ製の高級車が有利だ」と言われています。
さらにそういった高級車で参加できる財力を持ったチームが上位を占めているのでMFGのレギュレーションは「リッチマンズレギュレーション」と揶揄されるようです。
MFG創設者高橋涼介の考え
今夜放送のMFゴーストのアニメで高橋啓介登場するそう pic.twitter.com/sx0p6FjJlm
— 伊東 優 (@Ito_yu_) November 19, 2023
『MFゴースト』はレース展開の描写の上手さも定評があります。
それは車の性能とドライバーの技術に重点を置いている事から、レース展開が予測できずスリリングになるからです。
主人公のカナタだけではなくミハイル・ベッケンバウアーや赤羽海人など、それぞれのドライビングテクニックが視聴者を魅了しています。
そんなMFG創設者高橋涼介の考えが明らかになりました。
高橋啓介と高橋涼介は何者?
高橋啓介と高橋涼介は何者なのか調べてみました。
まずは高橋啓介を紹介します。
不動産業や自動車のアフターパーツなどを手がけている「TKマッハコーポレーション」の代表取締役です。
元々啓介はバイクが好きで、兄の涼介に誘われて車のダウンヒルを体験してから四輪車にハマります。
その後「赤城レッドサンズ」というチームで活躍し「プロジェクトD」では藤原拓海と一緒にヒルクライムで素晴らしい成果を出しました。
次に高橋涼介を紹介します。
MFG第5戦の最終戦の予選5日目を終えた時点でカナタは暫定2位に。
その後カナタの前に現れたのが高橋涼介です。
自分が医者でカナタの父親の治療を担当したチームの一員だった事や、仏師だった父について語りました。
またカナタを「MFGのニュージェネレーション」と評価しています。
高橋涼介の設計したMFG専用タイヤのグリップウエイトレシオとは?
高橋涼介はMFGの専用タイヤをメーカーに作らせる際に、ドライバーのタイヤの使い方次第で攻めていてもグリップの低下を遅らせることができるタイヤを要求しました。
①:タイヤの摩耗からくるグリップの低下が比較的にゆるやかに進行するように設計されたタイヤ。
②:タイアやを長持ちさせるためのスイートスポットが設定されていて、うまく使えればヨコ方向タテ方向どちらも耐久があがる。
③:タテ方向に頼るとタテヨコのグリップが同時に低下する
④:タイヤを長持ちさせるスイートスポットとタイムを出しに行く時のスイートスポットが微妙にずらしてある。
高橋涼介は通常のタイヤとはかなり違う特性を持ったタイヤをメーカーに作らせたということですね。
ランボルギーニやポルシェに代表されるハイパワー車も86の様な非力な車にも
ドライバーのテクニック次第で表彰台に上がれる可能性を平等に与えようという意図が込められたタイヤなのですね。
高橋涼介の意図したレギュレーションとは?
ここでは高橋涼介の意図したレギュレーションとは?について解説します。
高橋啓介は「ドライバーが身に着けた技術で上位入賞のチャンスを作るというのが本来の意図でそれを可能にするのがMFG専用タイヤに与えられた画期的な特性」だと語りました。
さらに「ドラテクの基本を身に着けるために最も効果的な駆動方式「F・Rを極めろ」」とも語っています。
F・Rとはフロントエンジンリア駆動の事です。
先述しましたが、ミッドシップ (MR)エンジン車や四輪駆動 (AWD)車にはハンディが設けられています。
そしてF・Rの優遇とまではいかなくても、F・Rの選択が不利にならないように厳密に計算されている事も明かされました。
「F・Rを極めろ」というのが、グリップウエイトレシオのレギュレーションに込められたリョウ・タカハシからのメッセージだと語った高橋啓介。
このメッセージを紹介するという事は、高橋啓介も同じ考えだと考えてもよいのではないでしょうか。
F・Rを追求する事が公道最速の基本で答えでもある、という事のようです。
まとめ
今回はMFゴースト2MFGレギュレーションとは?創設者高橋涼介の考えが明らかに!というテーマで色々調べてみました。
最終戦でまさかの高橋啓介が解説役として登場し、驚いた読者もいたかもしれません。
詳しく解説してくれるので、面白いと好評です。
さらに作中で使われているレギュレーションやグリップウェイトレシオなどの言葉の意味が分かると、もっと『MFゴースト』が楽しめると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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