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青のミブロのにおは実在しない?他にモデルのないキャラはいる?

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『青のミブロ』は安田剛士(やすだつよし)原作の歴史漫画です。

2024年秋からアニメ放送が決まっていて、驚くほどの豪華なキャストが勢揃いで話題になっています。

そんな『青のミブロ』は有名な歴史上の人物が何人も登場しますが、主人公である「ちりぬにお」は聞き覚えのない名前です。

有名な登場人物だけでは物語に深みが出ないという考えから、原作にモデルのないオリジナルキャラを作ったのでは?と言われています。

そこで青のミブロのにおは実在しないのか、原作にモデルのないオリジナルキャラはいるのか調べてみました。

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青のミブロのにおは実在しない?

まずはあらすじを簡単に紹介します。

舞台は1863年の京都で、ちりぬにおは青い瞳と長い白髪という変わった風貌の少年です。

団子屋「ちりぬ屋」を営む婆ちゃんと、血の繋がりのない妹の「ちりぬいろは」と3人で店を切り盛りしていました。

そこに客としてやってきた土方歳三と沖田総司が、洞察力が鋭く利発なにおに「壬生浪士組に入らないか」と声をかけます。

におは2人の誘いに乗り、婆ちゃんといろはに別れを告げた後で壬生浪士組に加入しました。

この出会いで運命が動き出したにおは、残酷な真実を知る事になりながらも「誠の道」を突き進みます。

真実や正義や真実について疑問を抱きつつも壬生浪士組での仕事を粛々とこなすにおは、自分と同じように京都で壬生浪士組に加入した田中太郎と出会いました。

田中太郎は芹沢鴨に拾われて壬生浪士組の一員となったのですが、芹沢鴨からは奴隷のように扱われています。

におは幼いながら狂気と憎しみを持つ田中太郎に興味を持ちますが、2人は鴨が起こす残酷な事件に巻き込まれて・・・という物語です。

では青のミブロのにおは実在しないのか、調べていきたいと思います。

におは壬生浪士組には実在しない

青のミブロのにおは、壬生浪士組には実在しない事が分かっています。

壬生浪士組とは新選組の前身集団で実在し、周囲からは「悪の集団」と噂され、さらに「鬼の棲みか」とも呼ばれる集団です。

そんな壬生浪士組ですが、ちりぬにおという人物は実在しません。

まず青のミブロのにおの外見ですが、モデルがいるのか分かりにくい見た目です。

さらに、におは武士ではなく偶然土方歳三に声をかけられて「壬生浪士組」の一員になっています。

正義感が強くて素直で優しい性格と言われるにおが、壬生浪士組でどのように成長するのかもが見どころの1つではないでしょうか。

におは歴史上にも実在しない?

青のミブロのにおは、歴史上にも実在しないのでしょうか?

物語で永倉新八が言った”瞳に夢を、心に誠を宿す主人公”は青のミブロのにおを指しています。

白髪のせいで老婆と間違われる事もありますが、実際は子供とは思えないほど賢く聡明な少年です。

特に「正義」に拘っていて「自分の正義とは何か」を考えています。

子供が泣かなくてもすむ世界にしたくて壬生浪士組に入り、子供が安心して泣ける世にしたいと考え、その時に手を差し出すのが「自分の正義」という答えを見つけました。

そしてにおの正義と同じように「戦は絶対にさせない」と考える徳川家茂が将軍である事を嬉しく思っています。

こんなキャラが実在するとは思えないので、青のミブロのにおは歴史上にも実在しないと考えてもよさそうです。

におは漫画オリジナルキャラ

結論から言えば、青のミブロのにおは漫画オリジナルキャラです。

もし実在した壬生浪士組で幕末の人間だったとしたら、名前は漢字で書かれると思われます。

しかし「ちりぬにお」は苗字も名前もひらがなで書かれているので、他のキャラとの違いは一目瞭然です。

史実の人物の名前を少し変えて登場させた、という事もないと考えられます。

見た目も青い瞳に白髪にする事で、漫画オリジナルキャラっぽくしたようにも見えます。

以上の事からもにおは、漫画オリジナルキャラだと考えてもよさそうです。

そしてにおのような漫画オリジナルキャラを作ったのは、ストーリー展開がありきたりにならないようにする為だと思われます。

実際に起きた出来事を描きつつ、漫画オリジナルキャラを投入する事でオリジナルのストーリー展開が作れるからです。

さらに「お化けが怖い」という幼いにおが、主人公として少しずつ成長していく姿も見どころの1つとして描けます。

こういった点から、におのような漫画オリジナルキャラを作ったのではないでしょうか。

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青のミブロにお以外で他にモデルのないキャラはいる?

青のミブロにお以外で原作にモデルのないオリジナルキャラはいるのかについても調べてみました。

田中太郎は原作オリジナルキャラ

青のミブロにお以外で原作にモデルのないオリジナルキャラに、三匹の狼の1人である田中太郎も挙げられます。

田中太郎はにおと同じ年ですが何かと比べられる存在として登場し、におの友人という立場でもあります。

田中太郎という名前も、意外とインパクトがあって憶えやすいのではないでしょうか。

におは貧しいながらも一生懸命婆ちゃんたちと生きて土方歳三たちに出会い共に生きる道を選んだものの、子供らしい一面も見せる明るい性格のキャラです。

一方の田中太郎は両親を失い苦労していて、芹沢鴨に拾われた後も押し入れで寝泊まりするなどの扱いからか性格が卑屈になっていくキャラとして描かれています。

対照的な2人ですが年齢も同じだった事や、におが人懐っこい事などからすぐに打ち解けて仲良くなります。

作中でにおというキャラクターをより深堀りする為に、田中太郎という原作にモデルのないオリジナルキャラを作ったと考えても良さそうです。

同じ年ながら対照的な性格という点も、物語を盛り上げる上でとても効果的なやり方ではないでしょうか。

まとめ

今回は青のミブロのにおは実在しないのか、原作にモデルのないオリジナルキャラはいるのか調べてみました。

『青のミブロ』は、幕末の京都が舞台で新選組を題材にした漫画です。

そして物語の中心はちりぬにおで、彼を取り巻く周囲との絆が描かれています。

『青のミブロ』のにおは実在しない漫画オリジナルキャラなので、物語にどんな影響を与えるのかも興味深いところです。

歴史的な事実を描きつつ人間の絆と成長のドラマが、多くの読者に共感を感動を与えてくれると思います。

そんな『青のミブロ』は秋アニメで「見たい」と言われるアニメの1つなので、放送が楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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