ダイビング

ボートダイビングとビーチダイビングの違いは?メリットやデメリットについても!

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オープンの講習の時は大抵は浅い水域で行います。

ライセンスを取ってしばらくは、ビーチからのエントリーをしながら海に慣れていくダイバーさんがほとんどだと思います。

しかし、お店のツアーに参加する時や地元を離れて沖縄などのリゾートにファンダイビングに行くときなどの主流はボートダイビングなので、初めは戸惑うかもしれません。

そんな時に戸惑わないように、今回はビーチダイビングとボートダイビングの違いやメリット・デメリットについてもお話していこうと思います。

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ボートダイビングとビーチダイビングのメリットとデメリット

ビーチダイビング:

陸からエントリーするスタイル、基本的にエントリーポイントとエクジットポイントが同じ事が多い。

メリット:足先から少しづつエントリーするので安心感がある、マイペースで楽しめる、初心者やブランクダイバースキルを確認しながら潜ることができる。

ボートダイビングのように海上をポイントまで移動しないので、海に潜る時間が増えることが多い。

初心者のエントリーでも耳抜きがゆっくりスムーズに出来るのでストレスがからない。

デメリット:エントリー場所までタンクを背負って歩かなければいけない、階段や坂を歩く場合もあるので、高齢者や体力に自信のないダイバーは辛いこともある。

船酔いがない。

ボートダイビング:

エントリーポイントまでボートで行き、海に直接エントリーするダイビング、

メリット:ポイントの上にボートを停泊させながらのダイビングなので効率的で器材を背負っての移動がほとんどない。

ビーチでは行けないポイントに行くことができて、群れや大きな魚も見ることが出来る。

流れのある海では流れに任せてダイビングができて、ボートに拾ってもらえる。

デメリット:海上の船の上から直接ダイビングするので、初心者や慣れていないダイバーは精神的な負担が大きい。

体調によっては船酔いをする。

自力で戻れるビーチダイビングと違い、船が頼りなのでリスクが大きい。

船から直接海にダイビングするので相応のスキルが求められる。

冒頭でもお話しましたが、ツアーやリゾートダイビングはボートダイビングが主流なので、いざボートダイビングとなった時の為に、必要なスキルはマスターしておくようにしましょう!!

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ボートダイビングの流れ

ビーチダイビングでは朝のブリーフィングが終わると、お店で器材を背負いバディチェックを済ませ、歩いてエントリーポイントに向かいます。

その後エントリーポイントでマスクやフィンを装着してゆっくり潜降ポイントまで移動し、ダイビング終了の時には反対に水面で集合し泳いでエントリーポイントまで戻る。

基本はこのような流れになります。

ボートダイビングの流れとしては、まず現地のショップやサービスにてブリーフィング、器材セッティングを済ませたら一度タンクのバルブを閉めておきます。

船の出航時間に合わせ器材をグループごとに船に積み込みます、その後出航しエントリーポイントに向かいます、ポイントに着いたらグループ毎にエントリーするのですが。

小さい漁船ならともかく、ダイビングボートは大きいので何十人ものダイバーが乗っています、素早くエントリーしないと海の状況がころころ変わるので効率よく押し出されるような感じで海に飛び込みます。

エントリー方法はジャイアントスライドエントリーで行います。

※小さい船や漁船等ならバックロールエントリーでも行います

ジャイアントストライドエントリー:立った状態で左手でマスクとくわえたままのレギュレーターを一緒に押さえ、右手でオクトパスや計器をまとめて持ちます。

大きく片足を前に出してボートから遠い位置に着水し、マスクやレギュレーターが外れていなければ、次の人にOKサインを送り、その場から離れます。

 

バックロールエントリー:器材を装着したらボートのへりに腰かけ、計器類やオクトパスなどを体の前にまとめて持ち、レギュレーターをくわえ、マスクのストラップを押さえて水面に誰もいないことを確認します。

力を入れずそのまま後ろに倒れます、着水したらマスクやレギュレーターを確認します。

水面でバディと合流しチーム単位で潜降開始、後はガイドやインストラクターに従ってダイビングです。

エクジットについてもビーチとは大きく異なり、エクジット時刻になるとガイドやインストラクターは海の浅い深度で安全停止をしながらシグナルフロートに空気を入れ、海面に浮かせて自分たちの位置をボートに教えます。

安全停止:減圧症や窒素酔いの防止のため、浮上前の水深4〜5m付近で3分間停止し、その間に体内に溶け込んだ窒素を排出すること

シグナルフロート:自分達の位置をボートに知らせるために海面で膨らませて使用する筒状の浮き、目立つようオレンジ等の蛍光色が使われていることが多い、3M程の長さになる。

ボートの船底が見える位置ならば、予備の空気源のパージボタンを押して空気の泡を海面に作り、ボートにチームの位置を教えたりもします。

水面に浮上しBCに空気をいれて浮いた状態でボートに上がりますが、ハシゴに摑まりながらフィンを外し船のクルーに渡します(履いたままだと上がれないので)マスクはつけたままです。

船に上がったらすぐ器材を脱いでまとめます、全員が上がったら出航です。

ビーチダイビングとの違いをざっとお話しました、だいぶ違いますよね?。

聞きなれないエントリーのやり方も、安全停止やシグナルフロート等の初めて聞く言葉も、少し不安になると思いますが。

ガイドやインストラクターはダイバーの状態を常に把握しつつ安全にダイビングができるように準備を整えて海に入るので必要以上に心配する必要はありません。

ですが、事前に自分で練習出来ることはやっておきましょう!

まとめ

ビーチとボートではダイビングスタイルが全然違うので求められるスキルも違いますし、事前に練習していかないと他のメンバーに迷惑がかかることもあります。

リゾート地などでボートダイビングをするにはその場所なりのやり方があることも多く、かなりの経験が必要です。

ツアーやリゾートなどでボートダイビングをすることが決まったら、馴染みのお店のボートダイバースペシャルティコースに入って練習してみるのもいいですね。

気心知れてるガイドやインストラクターと練習の為、ボートダイビングに行くのもいいでしょう!

お店にダイビングプールがあれば練習させてもらうのもOK。

お店のガイドやスタッフに自分のレベルの合った必要な小物や、揃えておいたほうがいいものをアドバイスしてもらうのもありです。

初めてボートダイビングのツアーに出かける時は、必要なスキルを事前に練習して戸惑わないようにしておきましょう!

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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