2021年6月11日に映画【漁港の肉子ちゃん】が公開されます。
プロデュースは本作の大ファンの明石家さんまさん。
そしてこの映画には大竹しのぶさんが声優として出演されるんです!
これは興味ありありですね!
【漁港の肉子ちゃん】は肉子ちゃんと彼女の娘であるキクりんの家族愛を描いた作品です。
今回は映画【漁港の肉子ちゃん】の結末について書いてみたいと思います。
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【漁港の肉子ちゃん】映画に原作はある?あらすじは?
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締切⏰5/27(木)迄⛵『#漁港の肉子ちゃん』6.11(金)公開! pic.twitter.com/EnZij3K0jg
— 劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』公式 (@29kochanmovie) May 22, 2021
『漁港の肉子ちゃん』の原作は、人気小説家・西加奈子さんが2011年に発表した同名の長編小説です。
日本海に面する架空の漁港で暮らす親子を主人公にした本作は、なんと累計発行部数35万部を突破するなど、西加奈子さんの新たな代表作ともなりつつある作品です。
明石家さんまさんも、原作の大ファンだったことから、映画化のプロデュースを行ったようです。
では、気になるあらすじについて見ていきましょう。
主人公は肉子ちゃんの娘である、きくこ。漢字で喜久子と書きます。実は肉子ちゃんの本名も同じきくこで、漢字は違って、菊子とかきます。ただその丸々しい体型から肉子ちゃんと呼ばれています…。「肉子」なんて、女性からしたら絶対に呼ばれたくないあだ名ですが…笑
この肉子ちゃんは絵に書いたようなダメ女で、すぐに男に騙されては、借金を肩代わり、そしてそれを夜のお仕事で返すという生活をしています。現実にもこんな女の人っていますよね(;^ω^)
それに呆れているのは少し賢い子供である「きくこ」こと、キクりんですが、二人が最後に行き着いたのが東北にある田舎の漁港です。
そこで始まった生活では、地元の人に愛されながらも生活する肉子ちゃんと、その中で精神的な成長をとげる菊子の姿が描かれています。
つまりこの物語は、「普通の親子の物語」。
そう言ってしまえばおしまいですが、それなのに、なぜかとっても面白い!!それがこの話の魅力なのです。
キクりんは、その容姿と大人びた性格で小学校でも人気者です。
周囲から浮かないこと、大人を困らせないことを信条にしているため、生まれ育った関西の方言は封印し、いま暮らしている街の人々が使う東北弁を自分でも使おうとしています。
そんな彼女にとっては、関西弁を隠そうともしないのに街の人々にすんなりと溶け込んでしまう肉子ちゃんのことが羨ましくもあり、疎ましくもあるのです。
二人は親子ですが、性格は正反対なんです。
キクりんは、母親と一緒にいるところをできるだけ同級生に見られないようにし、クラスの女子のグループの対立に巻き込まれないよう苦心します。
本作は、いつも自分で自分を縛ってしまうキクりんがその枷から少しずつ解放されていくさまを、常に自分の欲望の赴くままに生きている肉子ちゃんの姿との対比で活き活きと描きます。
キクりんが“大人らしさ”を手放していくことでようやく大人に近づけるという不思議な成長物語が、リアルでありながらも爽やかな気持ちにさせてくれます。
読んだ後、こんなに気持ちがすっきりする話を私は知りません。
それに、かなり辛い経験をしながらも強烈な明るい性格で生きる肉子ちゃんの生き様に全く退屈をしないんですよね(*^^*)
【漁港の肉子ちゃん】映画の結末予測とネタバレ!
漁港の肉子ちゃん/西加奈子
ヘビーな過去を微塵も感じさせない、底抜けに明るくて異常なまでに人が良いぽっちゃり型の中年女性、肉子ちゃんと娘のキクリンを中心に展開されるストーリー。どこか不思議で暖かい気持ちになる一冊です。#読了 pic.twitter.com/4LLnQbREk2— うめこ (@umekobook) May 22, 2021
さて次に、映画の結末予測をしていきたいと思います。
原作の小説では完結していますが、漫画では連載中なので、原作の結末から映画の結末を予測してみたいと思います。
物語の主人公、キクリンは、どこか母親である肉子ちゃんのことを冷めた目で見ている雰囲気がありました。
容姿はださいし、男にすぐ騙されるし、母親みたいにはなりたくないと思っていたキクりん。
しかし、終盤になるにつれて肉子ちゃんを見るキクりんの心に変化が現れていくと思います。
「生きている限り、他人に迷惑をかけることや恥をかくことからは逃れられない。“ちゃんとした大人”などというものはいない。だからこそ、子どもでいるうちにたくさん人に迷惑をかけ、助けてもらう練習を重ねるべきだ」
そんな言葉を漁港の街の人、サッサンに言われたり。
原作の通りの結末になるとすれば、肉子ちゃんの盲腸騒動でキクりんの出生の秘密が明かされ、それでもキクりんを取り巻く町の人や肉子ちゃんがいてくれるおかげで、キクりんはきちんと成長していく。
映画の最後ではキクりんの胸にひっかかっていたものがすっきりして、ハッピーエンドに終わるはずです。
キクりんの成長していく様子が物語の全般で描かれると思いますし、見る人に気持ちのいい感動を与えてくれることは間違いありません。
また、物語を通して、肉子ちゃんの生き方から私たちは元気をもらえると思います。
そして、「自分もこんな強い女性になりたい!」そう思わずにはいられないでしょう。
生きづらい世の中ですが、この話を最後まで見たあなたは生きているってそれだけで素晴らしい、そう感じることができるでしょう。
まとめ
今回は、映画【漁港の肉子ちゃん】のあらすじ、ネタバレについて書かせていただきました。
明石家さんまさんプロデュースで、主人公の肉子ちゃんを、大竹しのぶさんが務めるということで、注目されている映画ですが、内容も大変素晴らしいものとなっているようです。
生きることが嫌になっている人、日々の生活に疲れ切っている人が多い昨今の日本だからこそ、ぜひこの映画を皆さんに見てほしいと思います。
素晴らしい人間ドラマに感動すること間違いなしでしょう。
明石家さんまさんプロデュースということで、声優陣も大変豪華な顔ぶれですよ!これはもう見逃せません!原作を読んだ方もそうでない方も、ぜひ映画館に足を運んでほしいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。