やっと探したお店で体験ダイビングも終わりいよいよ次はライセンスコースを申し込むのですがその前に注意しておいて欲しいことがあるんです。
その中でも今回はCカードのお話をしていきたいと思います。
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ダイビングライセンス Cカードってなに?
ダイビングのライセンスを申し込む為にお店に行くと申込書等の書類の説明や講習に入る前の注意点等からはじまってこれから始まる講習で取れるCカードについての説明があるのですが。
※実際にお店ではもっと細かく説明があるのでここではサラッと説明しておきます。
そもそもCカードというのはダイビングの講習をきちんと受けて海に潜るだけの知識と技術がありますということの証明書。
(自動車運転免許証のような国や法的な機関が発行する免許ではないのであくまでも民間の団体が認める認定書のような位置づけ)
この認定書(Certification)の頭文字をとってCカードと呼ばれています。
このCカードを持っていない人にはどこのショップ(ダイビングサービス)に行っても海に潜るためのタンクを貸してくれません。
PADIはPADIのNAUIはNAUIから認められたショップにて講習を終了した人のみ、このCカードが発行してもらえるます。
ちなみにPADIのCカードでもNAUIのCカードでも
全国大抵のサービスで潜ることができます。
Cカードの種類について
ダイバーレベルコースとして
簡単に言えば、お客様として潜るレベル
①オープンウオーターダイバー
水深18Mまで、バディシステムで海に潜ることができる。
②アドバンスドオープンウオーターダイバー
水深30Mまで、バディシステムで海に潜ることができる。
③スペシャルティダイバー
特殊な講習を受けさまざまなスペシャルな
条件や環境で潜ることができるダイバー
例 ボートや深い所 流れの強い所等々
④レスキューダイバー
上級資格として他のダイバーの救助をしたり手助けすることができるダイバー
水中で起こる問題を予防したり解決することを学びます。
⑤マスタースクーバダイバー
さまざまなダイビング環境で経験を積んだ
ダイバーに与えられるカードで
アマチュアとしては最高のランク。
プロフェッショナルコースとして
※ 簡単に言えばお客様にサービスを提供する側
⑥ダイブマスター
プロレベルに技術と意識を高めるためのコース
コースが終了すると一般ダイバーの見本として活躍の場が開け(海をガイドできます)
⑦アシスタントインストラクター
PADIのインストラクターになるための前段階のコース
プロとして活動するための深い知識や技術を学べる
インストラクターについて技術や知識を学べる。
⑧スクーバインストラクター
いわゆるインストラクターです
我々インストラクターを指導するインストラクター(ややこしい笑)のCカードも存在します。
さまざまな講習を開催し認定したり海の中をガイドできたりします。
この他にも器材メンテナンスのCカードや海の生物に詳しいダイバーのCカードなど沢山のカードがあります。
簡単に書いただけでこれくらいの数がありそれぞれ取得するのにかかる費用もかなりの違いがあります。
おそらくお店でもそれぞれについて簡単にお話があると思います。
ここで注意しておいてもらいたいことが!
①から⑧まで到達するのに時間もお金もかかるのでいきなりインストラクターまで申し込むって方はいませんが、お店側としてはアドバンスまでコースに入る前に勧誘することがあります。
これはオープンだと18Mまでしか潜れないためアドバンスを取得して30Mまで潜る資格を得てもらいたいからです。
潜れる幅が広がり経験値もあがりますが金銭的にも負担が大きいので良く考えてから返事をするようにしてくださいね。
ダイブマスターコースやインストラクターコースに半ば強引に勧誘するお店もありますがそこはよほど自分の意志が固い場合を除いて断ったほうが賢明です。
(そんなお店はやめて他のお店で体験ダイビングからやり直しましょう!)
その理由として、例えば絶対にダイブマスターやインストラクターになりたいって思っていてもコースが終わったらまた次のコース、また次・・・せっかくCカードを取っても勉強・勉強(DMやイントラはかなりの勉強量が必要です)。
辛くないですか?
自分のお店でばかり潜ることが多くて休みの日は義務感で潜りに行く、ワクワクやドキドキしたくて始めたダイビングなのに本末転倒ですよね。
お金もかかるし時間もかかる。
まずはいろいろなダイビングを楽しみましょう!
環境の違うダイビングショップにいくことで自分のお店と比較できるし環境の違う海に潜ることでスキルもUPします。
毎回同じ海に潜るのも否定はしませんが、慣れはしますが自分のスキルはUPしません。
そうならない為にOWまたはAOWのカードを取ったらいろいろな所へ潜りにいって欲しいのです。
先述しましたようにCカードには様々な種類があって、自分のスキルを高めてくれるもの。スペシャルなダイビングを楽しめるもの、プロになるためのものなど。
目指す方向も内容も全然違います、(かかるお金も段違いです)。
ですから、いろいろな経験をしてから目指す方向を決めても全然遅くないんです。
むしろそれを推奨します!!
そういうことをきちんと初心者目線でダイバーの身になって考えてくれるお店が良いお店だと言えますよね。
たくさんいろんな場所で潜ってみて自分に合うやりたいダイビングが分かってきたら信頼できるお店のスタッフやインストラクターに相談しましょう、きっと親身になって相談に乗ってくれるはずです。
余談ですが、前回お話しましたダイビングショップのランク、そのランクによってお店で発行できるCカードのデザインが違います。
お魚の絵柄だったりヤシの木の柄だったりショップによってさまざまなカードを発行してくれます。
自分のお店がどんなCカードのデザインなのか聞いてみるのも楽しいですよ。
まとめ
海に潜るためにはCカードが必要でCカードにもいろんなランクや違いがある。
お店によっては発行できる柄やデザインが限られる。
オープンウオーターのコースと同時にひとつ上のアドバンスコースに申込まないかと勧誘されることがある、(よほど嫌でなければ前向きに考えてみるほうがいい)
そのさらに上のコースに強引に勧誘するようなお店は疑ってかかる。
次回は気になるCカードを取得するためにかかる費用についてお話していこうと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。