陰キャで中二病を患っている市川京太郎と、高身長でモデルの陽キャ美少女、山田杏奈の関係を描いたラブコメ作品『僕の心のヤバイやつ』。
2023年には念願のアニメ化となり、更に2024年にはアニメ2期の放送も決定され、今最も話題奮闘中の漫画ですよね。
しかしそんな『僕の心のヤバイやつ』に、気持ち悪い・嫌いといった声が。
まさに今、人気上昇中なだけに、なぜそのように言われているのか気になりますよね。
そこで今回は『僕の心のヤバイやつ』気持ち悪い？嫌いと言われる理由や感想について解説していきます。
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僕の心のヤバイやつは気持ち悪い？
次回、哀しき過去(日常) pic.twitter.com/GuLrrLIWe3
— 桜井のりお@僕ヤバ⑨11/8発売＆TVアニメ2期決定 (@lovely_pig328) November 14, 2023
読み手をニヤニヤさせたり、ドキドキさせてくれたりと、予想のできない展開にいつも楽しませてもらっている『僕の心のヤバイやつ』。
ですがやはり一部では、気持ち悪いとも言われているようです。
どの辺りがそう感じさせてしまっているのでしょうか。
詳しく見ていきましょう！
主人公が変人すぎて気持ち悪い
主人公の市川京太郎といえば、常になにかを妄想しているイメージがありますよね。
まず、原作1巻では殺人大百科を読みながら、友人や山田杏奈を殺す妄想をしており、図書館では山田杏奈の行動を監視、更には山田杏奈が食べたお菓子の包み紙を捨てずに持ち去ったりと、完全に変人ですよね。
もしこんな友達が同じクラスにいたとしたなら、完璧身の危険を感じると思います。
他にも中学男子とは思えない行動や妄想の数々に、どうしても主人公が変態すぎて気持ち悪いと思われてしまっているよう。
しかし唯一の救いは、市川京太郎自身が自分のことを「頭がおかしい」と認識しているところであり、変人ながらに変人らしく頑張っているところではないでしょうか。
山田杏奈をおかずにするのが気持ち悪い
陰キャで中二病を患っているとはいえ、市川京太郎も立派な中2男子生徒。
何かと下半身が反応してしまっているようですが、その大半が山田杏奈をおかずにしており、そのシーンが気持ち悪いと言われているようです。
確かに作中では山田杏奈と会話したり触れ合ったあとに、市川京太郎がトイレに走っていく様子や下半身を押さえて倒れこむシーンなどが多々ありますよね。
健全といえば健全ですが、もう少しピュアな中学生の恋愛を好む方は、少々抵抗を感じるのかもしれません。
安奈が京太郎に惹かれた理由がもやもや
高身長にモデルで、先輩からも人気のある山田安奈ですが、なぜ市川京太郎に惹かれたのか気になりますよね。
その理由は「お人好しだから」と言われており、実はこっそり山田安奈を救っていることが多く、図書館での飲食がバレそうになった時も必死に隠し、山田杏奈が嫌いな先輩にしつこくLINEの番号を聞かれたときも、後ろで自転車を投げて先輩の気をそらしてあげるなど、捨て身のフォローをたくさんしてきました。
そんな市川京太郎のクールだけど実はお人好しな内面に、山田安奈は惹かれたとされ、これには読者からも「都合がいい男子としか思っていない」「市川京太郎がむごい」などモヤモヤが止まらないようです。
読んでいる読者自身が気持ち悪いくらいニヤける
『僕の心のヤバイやつ』の最大の難点といえば、読んでいる読者自身が気持ち悪いくらいニヤけてしまうところですよね。
中2男子ならではの市川京太郎の行動や、不器用ながらも必死に市川京太郎に近寄っていく山田安奈の姿。
そしてクラスメイトの反応や、イベントで起こる幸せハプニングなど、常にニヤニヤが止まらない状態になってしまいます。
恐らく、読んでいる最中は気づかないものの、読み終わったあと、ふと自分がニヤけていたことを認識してしまい、気持ち悪いと感じてしまうのではないでしょうか。
ですが、感情が顔に出てしまうほど、読者の心に入ってくる作品は滅多にないですよね。
僕の心のヤバイやつが嫌いな理由を解説・感想も
‼️ヤッバイお知らせ‼️
TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」の第二期エンディングテーマを担当します❕
｢ 恋してる自分すら愛せるんだ ｣
一期のドキドキ感を描いた「数センチメンタル」とはまた違い、心の成長を感じてもらえる楽曲になっています。
お楽しみに！#僕ヤバ pic.twitter.com/oD0GdkssdO— こはならむ / Kohana Lam (@Lam_dayo) November 14, 2023
中学生の慌ただしくも可愛い恋愛に、ほっこりさせられるという意見がある半面、嫌いと言った声も聞こえている様子。
なぜ嫌われてしまったのでしょうか。
理由を見ていきましょう！
主人公の中二病が痛々しすぎて嫌い
まず1つ目の嫌いと言われている理由は「主人公の中二病が痛々しすぎる」ということ。
主人公である市川京太郎の脳内は常にエロい妄想・殺人などかなり特殊な行動や思考を見せていますよね。
これぞまさに中二病の模範であると言っても過言ではないでしょう。
そのため、読者からすると痛々しすぎて見ていられないと言われてしまったようです。
しかし中二病は思春期の男子にとって、かなり重要な通過点であり、そう考えると市川京太郎は健全な男子だと言えますよね。
物語の後半では少しずつ中2病もマシになっているようにも感じますが、今後山田安奈とのお付き合いで更に暴走する可能性も。
読者に嫌われない程度の中2病であることを願うしかないですね。
不快な場面が多く嫌い
2つ目の嫌いと言われている理由は「不快な場面が多い」ということ。
理由としては、原作1巻からクラスメイトの男子の下ネタトークが多いということ、市川京太郎の下半身問題、山田安奈のエロい姿が多いなど、1～9巻まで不快な場面が多すぎる！として嫌われているようです。
確かに表紙の雰囲気からすると、想像できない内容ですよね。
可愛いピュアな漫画かと思いきや、中を読んでみるとあまりにも下ネタだらけに、衝撃とショックを受ける読者も多いのではないでしょうか。
実際読んでみた感想
主人公の市川京太郎がやばい、山田安奈の恋愛観に疑問を感じるなど様々な意見がありますが、私個人としてはかなりツボに入る作品だと感じました。
普通の恋愛漫画なら、キラキラした部分だけを描いたり、美男美女だったりと、何となく先が読めてしまいますが、『僕の心のヤバイやつ』に関しては1巻から全く先が読めませんでした。
更に最初は陰キャでひねくれていた主人公の市川京太郎が、徐々に心を開き、人を好きになることの素晴らしさに気づく過程は、ぜひ全国の男性にも見てほしいなと感じました。
陰キャと陽キャでも、身長が女子の方が高いとしても、違う世界で生きていたとしても、恋愛は関係ない！そんな風に思わせてくれる作品ではないでしょうか。
まとめ
今回は『僕の心のヤバイやつ』気持ち悪い？嫌いと言われる理由や感想について解説していきました。
下ネタのような、でもどこかピュアのような、何ともいえない作品ですよね。
ですが『僕の心のヤバイやつ』に限らず、どの作品にも読者によって好き嫌いはあるもの。
口コミだけではなく、ぜひ一度手にとって原作を読んでから、自分が好きかどうか判断してみてはいかがでしょうか。
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