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ダイビングのダイブマスターの資格を取る方法!期間やできるようになる事も!

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まだ初心者の時にファンダイビングで時々バディになったベテランっぽい人。

インストラクターが時々海の中で秘密のサインを送っていた人。

何かトラブルがあればすぐ対処してくれて適切なアドバイスもしてくれて、頼りになった人がダイブマスターって言われていたなぁ。

そう、ダイブマスターは初心者からもインストラクターからも頼りにされる存在なんです!

今回はそんなダイブマスターって一体どんな資格なんだろう? そんな疑問にお答えしてみたいと思います。

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ダイブマスターってどんな人?

ダイブマスターとはダイビングのコースの中で最初のプロの称号。

ダイブマスターになるとCカードを持つダイバーのガイドが出来るようになります。

ダイブセンターやリゾート等でスタッフとして働くことができる。

インストラクターのアシストが出来るようになる。

EFRインストラクターコースを修了すればEFRコースを実施できる。

認定済みのオープンウオーターダイバー以上のリフレッシュ講習やスキンダイビングの講習の単独実施と認定等いろんなことができるようになるんです。

ダイブマスターになるための前条件は?

ダイブマスターのコースに参加する条件があります。

PADIを例に取ると、アドバンスとレスキューダイバーであること。

24か月以内nEFRコース(それに準ずるもの)を修了していること。

12か月以内の医師の署名入りの病歴診断書があること。

最少限40回のダイビングが完了していること。

18歳以上であること。

要はレスキューダイバー以上で40回のダイビングとEFR修了者ということです。

料金についてはお店にもよりますが、10万円から15万円くらいになります。(驚)

期間は2週間から3か月 

※お店によってさまざまです、資格だけなら最短10日で取らせるお店もあるようですが、実際に接客のやり方、ガイドの方法をインストラクターについて勉強しなければ役に立たないので、インターンも含めて2か月から3か月としているショップが多いです。

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ダイブマスターコースの内容とは?

大きく分けて次の3つのセクションに分けられます。

知識開発セクション

トピック1から9までに別れたテキストを事前に自習し答え合わせをします。

オープンの講習にはないプレゼンテーションやディスカッションも多く取り入れられていて、より実践的な内容になっています。

オープンやアドバンスの時と違うのは課題のひとつに緊急アシストプランの作成があります。

※緊急アシストプラン※

インストラクターが指示するダイビングポイントやエリアで自分が事故に遭遇した時にどういう手順でアシストするか、緊急時に必要になると思われる連絡先等の情報をすべて入れたプランを作成します。

監督者としての立場からみた役割やリスク、特殊なスキルや潜水理論まで、ありとあらゆるプロとしての知識を学んでいきます。

水中スキル開発セクション

水中スキル実施

400M水泳:400Mを泳ぐ足がついたら失格。

15分間立ち泳ぎ :両手首を水面から出して15分間の立ち泳ぎ。

800Mスノーケル・スイム(海) :800Mをノンストップで泳ぐ。

100m疲労ダイバー曳航 (海):器材を身に着けた疲労ダイバーを100曳航する。

器材交換:水中でバディと器材の交換をする。

以上の5つのスタミナ実習を終了し、合計得点で15点以上を得点しないといけません。

それまでのコースでは点数が付くことも、失格になることもほとんどありませんでしたよね?

ダイブマスターコースからは少しでも達成条件に満たなければ即失格、やり直しさせられます。それだけプロになるということが厳しいということですね。

レスキュー評価:水中で意識のないダイバーを、レスキュー呼吸と器材を外しながら曳行し、水から事故者を引き上げます。

これも手順に沿って出来ているか評価され合格・不合格が決まります、インストラクターや他の候補生が見ている中で行うのでかなりのプレッシャーです(笑)

ダイブスキル、ワークショップと評価

ダイビングの24のスキルをインストラクターの前でデモンストレーションします、

各スキル3点以上、合計で82点以上を得点し、少なくとも一つのスキルで5点を取らないといけません。

インストラクターが評価を書き込むボードに記入しながらこっちをじっと見つめるその前で、スキルをデモンストレーションしないといけないので心臓バクバクです(笑)

実践応用

ダイブマスターとして仕事をするにあたって、より実践的なトレーニングを行います。

「ダイビングポイントでのセットアップと管理」

「水中地図の作成」

「ブリーフィング」

「サーチ&リカバリーのシナリオ」

「ディープダイビングのシナリオ」

実践スキル:候補生がお客様役とダイブマスター役を交互に行い、お客様を引率する為に必要なスキルやブリーフィング等を実際のお店で行うように実践的な形式で行い評価されます。

ワークショップ:生徒役とダイブマスター役に分かれてダイブマスターが実施できるプログラムを実際に海で練習しデモンストレーションをします。

実践評価:インストラクターに付き添いそれまでに身に着けたスキルを実際の現場で活かせるかの評価を実際のお客様とのやりとりの中で試されます。

プロフェッショナルリズム評価:プロとして相応しい考えや行動が出来るか評価されます。

 

※聞きなれない水中地図のお話ですが※

候補生同士で協力して自分の潜る海で水中地図を作成して提出するのですが、「初めて地図を見ても誰でもガイドできるもの」という条件で作るのでインストラクターから相当ダメ出しをくらいます(笑)  コース内でも一番時間のかかる作業かも知れません。

ダイブマスターコースを修了して

コース終了までは長い道のりで凹むことも、悩むことも多く自分の出来なさ加減を思い知らされます。

いままでは自分のことやバディ、周囲のダイバーを気にしていればよかった立場だったのですが、ダイブマスターコースでは、ダイバーをお客様として扱うプロとして接するという立場でスキルや知識を叩き込まれます。

何より自分のスキルが飛躍的に向上するのはもちろん、周りのダイバーの行動や考えの先を読んで行動することが出来るようになってきます。

時間も費用もかかりますが、コースが修了したらやって良かったと心底思えますよ。

興味のある方はいつかダイブマスターを目指して頑張ってもらいたいと思います。

インストラクターがいかに偉大な存在であるかも自覚できますよ(笑)

PADIのダイブマスターコースの詳細はこちらから見れます。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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