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ダイビングの初心者と言われる本数って何本くらい?中級者との違いは?

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ライセンスを取得してお店でファンダイビングを楽しんでいると、周りからだいぶ上手になりましたねと言われたり、インストラクターやガイドからだいぶ上達しましたね、と褒めてもらえたり。

いつも潜っているポイントにも慣れてきたし、そろそろ初心者卒業かも?なんて思うことありませんか?

では一体何が出来るようになれば初心者卒業なのでしょう?

今回はインストラクターから見た初心者と中級者との違いを経験本数を目安に見ていきましょう!

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初心者ダイバーとは

基本的なスキルができない

オープンの講習でやった基本的なスキルができない、もしくは忘れてしまっていて聞けば出来るレベルだと思います。

ダイビングの経験本数が20本に満たない方だと(個人差がありますが)器材のセッティングの時にバディに聞いたり、とまどう方が多いです。

ダイビングは毎回ウエイト調整を行います、朝のブリーフィングで前回のウエイト量を聞かれますが、はっきり即答できない方はウエイト調整に自信がないのだと判断できます

器材を装着するときにタンクバルブを閉めたままで潜降時に水面でトラブルになったり、BCに器材を巻き込んだままで潜降しようとしたり。

基本的なスキルをうっかり忘れてしまうことが多いと思いのも初心者の特徴です。

なかなか潜降が出来ない

潜降でもなかなか潜れずに、ガイドやインストラクターが手伝いながら潜降することが多いのも、まだまだ潜降に慣れていない初心者に多く、一般的に2~30本くらい潜るとコツが掴めてきます。

中性浮力が出来ない

砂地を巻き上げて周りに砂の煙幕を張るダイバーや、エントリー時の潜降で水底に着底してしまうダイバーも初心者が多いのですが。

これは中級レベルになっても出来ない人もいます、難しいテクニックが必要なわけではなく慣れれば出来るようになってきます。

30本くらいまでには砂地を巻き上げなくなって欲しいですね。

初心者ダイバーの苦手なスキル

器材セッティング

耳抜き

潜降

中性浮力

ウエットスーツが一人で着れない

浅瀬3M程度で浮く

中級者ダイバーとは

最低限の自分のことは自分で出来る

器材のセッティングやウエイトの調整、潜降や中性浮力、オープンの講習で行った様々なスキルをバディやインストラクターの手を借りずに出来る

バディにも気を配れるようになる

ダイビング中はいろいろなトラブルが起こる可能性があり、そんなトラブルの芽を事前に摘んで、トラブルを未然に防ぐことができるのが中級者です。

自分の事だけではなく、バディの事にも気を配ることが出来るようになるということは、それだけ自分に余裕があるということです、4~50本くらいになるとそんな余裕も出てくると思います。

中性浮力が取れる

潜降に着いても水底にドン!と着底するのではなく、水底に近づいたら浮力を調整してそっと降りる、またエクジット近い水中の圧力が少ない場所でも、浮上せずに中性浮力がキープできている。

水中で思い通りの動きができてすぐ転倒したり、離れてしまったり、そういう事がなくなり、動きに安定感が出てくる。

インストラクターやバディをちゃんと見ている

初心者のうちは自分のことで精一杯、周囲を見ることが出来ていなくても。

中級者になるとちゃんと全体を見ることが出来るようになってきます、バディのトラブルや、周囲のダイバーのトラブルにも早く気づいて対処できるようになります。

初級者と中級者の大きな違い

ダイビングの大前提としてバディダイビングの考えがあります。

ガイドに頼らずライセンス所持者のみでダイビングをすることですが、バディダイビングをするにはバディ同士で安全管理を行わないといけません。

ダイビング計画や器材セッティングから始まってエントリー時の潜降からエクジットの浮上に至るまで、すべて自分達の責任においてダイビングしないといけません。

Cカードを取得してしばらくはガイド付きのダイビングに慣れて、いつかはセルフダイビングに移行して自立したダイバーを目指す時に、自分自身のトラブルすら解決できないダイバーは、まだまだ初心者だと言えます。

初級者と中級者との大きな違いは、セルフダイビングでも自分自身のトラブルがなくバディにも注意を向けられるダイバーであり。

自分自身やバディにトラブルが起こったとしても安全に解決できるダイバーと言えると思います。

経験本数で言えば、50本以上は潜ってもらいたいと思います。いろんなダイビングを経験することでスキルが自然とUPしますし、初心者にありがちなトラブルもなくなっています。

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初心者から中級者になるには?

自分自身のトラブルをなくしましょう!

ライセンスを取った時に、月に一度くらいはダイビングをしてスキルを忘れないようにしてくださいね、と言われたと思います。

はっきり言って月に1回のダイビングでは基本的なスキルを忘れて、思い出しての繰り返しです。

ライセンスを取った最初の時はモチベーションもあるので毎週とか潜りに来る方も多く、どんどん上手になっていきます。

ダイビングも楽しくなってくるというスパイラルになるのですが、月に1回のダイビングだと上手になって楽しくなる前に止めてしまう可能性が高くなってしまいます。

自分の基本的なスキルが身に付くまでは出来るだけ数多く(月に2.3回は)ダイビングに行くようにしましょう!

経験本数で言えば、30本以上は潜ってもらいたいと思います。

出来るだけ間をあけずに30本を目指しましょう、 基本的なスキルは身についているはずです。

私の認定したダイバーさんを見ていると50本過ぎた頃からしっかりと自分のことだけではなく、バディや周囲にも気を配れるようになってくるので、中級者と呼ばれる目安としてはその辺りと考えていいと思います。

いろんな環境下のダイビングを経験することでスキルが自然とUPしますし、初心者にありがちなトラブルもなくなっているでしょう。

スキルが身についてくるとダイビングが本当に楽しめてさらに上手くなりたいと欲がでてきます、ステップUPや上級ライセンスも目指したいと思うのもこの頃です。

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まとめ

基本的なスキルが身に付くまではダイビング感覚をあけないでダイビングをしましょう!

中級者と言われる経験本数の目安は50本、自分自身のトラブルのみならず、バディや周囲のダイバーのトラブルを解決してあげられる自立したダイバーを目指しましょう!

いろんな状況のダイビングを経験して初心者からも上級者からも、ガイドからも認められる中級者ダイバーを目指しましょう!

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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