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ライアー・ライアー(ラノベ)はつまらないし面白くない?面白い評価や読んだ感想も!

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2023年7月8日土曜日からTOKYO MXなどでアニメ放送が開始される「ライアー・ライアー」は、KADOKAWAから発売されているMF文庫のライトノベルが原作です。

作者は久追遥希先生で、イラストはkonomi先生が担当されていて、2023年3月に13巻が発売されました。

幸奈ふな先生の作画で2019年8月(10月号)から月刊コミックアライブで、コミカライズが連載されています。

今回は頭脳ゲーム×学園ラブコメディー「ライアー・ライアー」の評判をまとめてみました。

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ライアー・ライアーはつまらないし面白くない評価

「ライアー・ライアー」は昔、真のエリートを育成するために作られた四季島・通称”学園島(アカデミー)”で繰り広げられる学園ラブコメディーです。

島の半数が学生という学園島には”星”と呼ばれる称号があり、その星の数によって差別されるのが当たり前・・・(|||´□`;)

島の中の店で利用制限が掛けられたり、交通の優先利用が許されたりする。

星は成績が良かったり、イベントで報酬としてもらえたりするのだが、メジャーなのは”決闘(ゲーム)”で奪い合うこと。

そんな学園島で繰り広げられる物語はどのように評価されているのでしょう?

星取りゲームシステムが作者都合でつまらない

星取りゲームシステムはストーリーに欠かせない要素となっています。

このシステムが作者都合で無理やりすぎると言われてしまっているんです。

星取りゲームシステムには”星の数が低い(少ない)者からしか申請できない”というルールがあるはずなのですが、赤の星を一つしか持っていないはずの篠原に星3や星4のプレイヤーが決闘(ゲーム)を申し込んでしまいます。

これは赤の星の効果で、篠原が星7つだと偽っているからです。

と、いうことは・・・

システム上でも篠原は星7つだと認識されているはずです。

しかし!なぜか篠原は7つ星ランクの恩恵は受けられていません。

月のはじめに支給される島内通貨の額や、そのほか優先されるはずのことは、全て一番下のランクである1ツ星として扱われています。

また入学時に学校側から配られるはずの星一つが配られませんでした。

これを矛盾していると感じた読者から、作者都合と思われてしまったようです。

ただ、少し深読みしてみるとつじつまはあっているような気がするんですよ。

まず”星の数が低い(少ない)者からしか申請できない”というルールに関しては、赤の星の効果で7つ星に偽装しているからですよね。

それなのになぜ篠原は7つ星の恩恵を受けれないのか。という点ですが・・・

元々、表面上は7つ星に偽装できても、本来のシステムに関することに関しては偽装できない。というルールが有るんですよね。

システムは本当の星7のことは”7”と認識するが、偽装された星7は”偽7”と区別しているので、与えられる権限が制限されているってことだと思います。

権限の制限によって、恩恵は受けられないが、決闘(ゲーム)は7つ星として扱われているのではないでしょうか。

そうすることで、星が多い生徒からも挑むことはできるようになっているのでしょう。

次に入学時の星がもらえなかったことは、篠原は転入初日の学園に到着する前に彩園寺と決闘(ゲーム)することになって星を手に入れているせいだと考えられると思います。

これは”入学時に学園から星を1つ貰える”のではなく、”学園入学時は星1つからスタートする”からなんです。

篠原は初登校前に決闘(ゲーム)で星を手に入れてしまっています。

しかも色付き星(ユニークスター)と呼ばれる特殊な星です。

本来、篠原が登校前に持っている星は0のはずでした。

ところが偶然にも、彩園寺に勝利してしまったことで、色付き星(ユニークスター)を手に入れてしまい、赤の星1つからスタートすることになってしまったんです。

セリフの中で書かれていた内容なので、ちょっとややこしくて読んだ人によってはわかりにくかったのかもしれないですね。

ゲームの展開がお粗末で面白くない

篠原が転校初日に定員1名の学園トップに立つ星7つになった決闘(ゲーム)になった”ターン制睨めっこ”。

学園のシステムも何もわからず、適当にシステム操作していた篠原があっけない形で勝利してしまいます。

学園トップに君臨して”女帝”と呼ばれていた彩園寺がそんな負け方でいいの?と思われてしまったようです。

その他にも50 / 50(フィフティー・フィフティー)でシステムをハッキングして確立を操作したり、我流二十七式遊戯ではルールを変えるアビリティを使用したり・・・(;^ω^)

ゲームのルールが変わってしまっては、ゲームの面白さも半減┐(´~`)┌

と思った方もいたようです。

でも、篠原は”嘘つき転校生”で”イカサマチートちゃん”なんですよ。

いかに嘘をついて、イカサマでのし上がっていくのかを楽しむ物語ということなのでしょう。

嘘やイカサマって題材的には嫌悪されがちかもしれませんけど、タイトルにもなっているくらいなので仕方ないのかもしれません。

また、いかさまにしてもクオリティが低いという声もあるようですね。

篠原個人の能力でイカサマをするのではなく、優秀な他人の力を借りているという点に物足りなさを感じている方もいるようです。

ただ、もしかしたらターゲットの年齢層が低めで、あえて深く書いていない可能性もある気がするんですよね。

サクサク読めるから面白い。と思う人もいるだろうし、もっと詳しく書いて欲しい。と思う人もいるでしょうから、好みとしか言いようがない気がします。

頭脳戦が本格的ではないので面白くない

篠原は編入試験を歴代トップの成績で入学してきた転入生。

というのは嘘で、本当は合格点に及んでもいない雑魚中の雑魚(篠原本人談)らしいのですから。

そんな篠原が頭脳戦や心理戦で、優秀な人と真正面から戦えるわけがないんですよね。

そのせいで、頭脳戦が本格的じゃないという声もあるようです。

この作品は他の頭脳戦の物語とは違って、チートレベルに強い主人公ではありません。

なんとか周囲の手を借りて、嘘で乗り切る主人公が篠原なんです。

真のエリートを育成するという学園島のコンセプトを考えると、篠原はかなり異端なんですよ。

そんな篠原が主人公なんですから、他の人が”賭ケグルイ”の夢子や”トモダチゲーム”の友一・”ようこそ実力至上主義の教室へ”の綾小路のような心理戦ができるとは思えません。

嘘つきで勉強もできない篠原がどんな手を使っても、無敗を守り切るお話なんですよ。

この作品は心理戦を楽しむというより、篠原の工夫を楽しむものかもしれません。

本格的頭脳戦と思って読むとちょっと物足りないかもしれませんね。

主人公の学園島編入目的が全然書かれていないので面白くない

篠原は学長の一ノ瀬がスカウトして、学園島に編入してきました。

しかもわざわざ合格点に達していないのに、学長が裏工作をしてまで・・・。

篠原が普通の高校生活を投げ捨ててまで実力主義の学園島に来たのは、会わなければならない人物がいるから。

一ノ瀬にも目的があって、篠原を無理やり編入させています。

ただ、1巻ではそのくらいのことしか明らかになっていなくて、なぜ?と疑問が残る展開なんですよね。

あまりに情報が小出しにされているため、気になってしまうようです。

しかし、その目的が分かって来るごとに面白くなっていく作品でもあるんですよね。

それぞれのキャラにもきちんと設定があって、まだ明らかになっていない謎も残っているんですよ。

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ライアー・ライアーは面白いとの評価

ここまでは「ライアー・ライアー」の評価で、つまらないという声をまとめてみました。

次は逆に面白いという声についてまとめてみたいとおもいます。

嘘とイカサマが面白い

サブタイトルがすべて”嘘つき転校生”から始まるということから現れていますが、主人公の篠原は嘘つきです。

嘘つきとは言っても、口に出す嘘だけではありません。

心の中では焦っていても、緊張していても、顔に出さずにいられるのです。

顔に出さないのもある種の嘘ですよね。

強気にふるまっている篠原の内心の焦り具合とのギャップは面白さを際立たせます。

本当は星1つなのに7つだという嘘をつくことになったせいで、あらゆる決闘(ゲーム)を挑まれるようになるわけです。

これが、「ライアー・ライアー」の軸ともいえるでしょう。

他の頭脳戦や心理戦をメインとした頭のいい主人公と違って、篠原は雑魚キャラです。

嘘や他の仲間たちの力を借りて、イカサマでゲームに勝利していく展開になっています。

主人公だから負けるわけない。という先入観が有っても、大丈夫?どうやって切り抜けるの?というハラハラ感がある作品ですね。

嘘とイカサマが面白いという声があるのもうなずけます。ウン(*-ω-)(-ω-*)ウン

キャラクターが可愛い

「ライアー・ライアー」には本当に多くのキャラクターが登場します。

何せ学園島だけで、百万人の人がいて、その半数近くが学生だというのですから、巻を重ねるごとに登場人物は増えていくのも当然でしょう。

そのキャラクターたちが可愛いという声が有ります。

実際にキャラクターを見てもらえればわかると思いますが、確かに可愛い!((o(。>ω<。)o)

特に女の子のキャラクターの可愛さと言ったら・・・。

アニメの公式HPを見ても、みんな魅力的に描かれています。

圧倒的に女子率の高い作品ですけど、登場する男子たちもかっこいいですね。

頭脳系ゲーム好きには面白い

作中には数多くのゲームが登場します。

1対1で戦う決闘(ゲーム)だけでなく、対抗戦や修学旅行戦のようなものも・・・。

個人的に修学旅行くらい普通に楽しませてよ(;^ω^)とは思いますけど、星の数が絶対的なヒエラルキーにつながる学園では無理なんでしょうけどね。

さて、そのゲームの内容なのですが、もともとあったゲームにプラスαしたゲームや、独自に考えられたゲームが存在します。

毎回、伏線の回収やどんでん返しがきちんと設定されているんです。

流し読みしていたら意味が分からないというときもあるんですけど、読み返すとおお!と納得できたりして、新しい発見があることも?

ライアー・ライアーを読んだ感想

個人的には表紙の絵柄がかなり好みです。

思わず手に取った要因でもあります。

ま、ちょっと巨乳率の高さは、男性向け?と思わせられますけどね。

ストーリーがセリフメインで進められていくので読みにくさは多少ありましたが、ライトノベルですから、あまり気にはなりませんでした。

元々、頭脳ゲーム系のストーリーが好きなので、面白いと思いましたよ。

アビリティを使うときは、それは有りなの?と言いたくなる時もありましたけど、篠原が雑魚キャラなのであらゆる手段を使って勝ちに行くのも当然かと納得できる一面でもあります。

他の頭脳戦や心理戦の主人公と違って、篠原が雑魚キャラだというのが、この作品の最大の魅力だと思いますね。

まとめ

今回は「ライアー・ライアー」の評判をまとめてみました。

いかがだったでしょうか?

2023年7月8日土曜日からTOKYO MXなどでアニメ放送が開始されます。

賛否両論あるようですが、人気のない作品がアニメ化されるはずがないので、総合評価的に面白い作品なのだと言えるでしょう。

もちろん好みが有りますから、全員が面白いと思うとは言いませんが・・・。

個人的には楽しみにしている作品の一つです。

どんなアニメになるのか楽しみにしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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