あかね噺(はなし)は原作末永裕樹、作画馬上鷹将の漫画で、週刊少年ジャンプに連載中で瞬く間に面白いと人気の出た作品です。
ボイスコミックにもなっていてその面白さにアニメ化を熱望する声が多く聞かれるほどです。
落語に縁がない人でも楽しめると言われているあかね噺は面白い・面白くないのか。
落語家や海外の反応についても調べてみました。
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あかね噺は面白い・面白くない?
「あかね噺」面白いなぁ
すごくテンポがよい
落語の知識が無くてもスッキリ読める感じ pic.twitter.com/K8UsNbcUze— ブルブル (@raioraio7) August 4, 2022
まずは簡単なあらすじを紹介します。
主人公である桜咲朱音(おうさきあかね)が落語家の真打を目指すまでを描いた物語です。
朱音の父親・徹は阿良川志ん太という名前で落語家をやっていましたが、真打昇格試験の際に他の受験者と一緒に破門にされてしまいました。
朱音は父親の落語が大好きだった為、父親の雪辱を果たす事を決意します。
自分が落語家になる事で父親の落語を認めさせるのが目的でした。
そんなあかね噺は面白い・面白くないという点について紹介していきます。
まず気になるのが「落語を題材にした漫画」という点です。
落語を題材にした作品で有名なのは『落語心中』や『たまちゃんハウス』『うちの師匠はしっぽがない』『歌舞伎町シャーロック』あたりではないでしょうか。
『うちの師匠は~』はすでにアニメ化が決まっています。
また、ドラマ『タイガー&ドラゴン』からあかね噺に興味を持ったという声もありました。
どの作品も面白いと好評で落語に親しみを感じた方が多かったようなので、あかね噺もわりとすんなり受け入れられたのだと考えられます。
さらに『落語心中』はアニメ化もされているので、あかね噺もこのまま人気が出ればアニメ化の可能性も十分あると思います。
まずはあかね噺が面白いという意見から紹介していきます。
あかね噺は面白い
まずは面白いという意見を纏めてみました。
・キャラが魅力的で成長していく過程に説得力がある
・落語をやっている時のあかねのキャラの出し方が上手い
・演出に趣があって良い刺激をもらえる
・作画の上手さとストーリー展開が凄すぎる
・ここ最近のジャンプ作品の中で1番ハマった
・まんじゅう怖いしか知らなかったけど面白かった
・アクションはないのに物語の静と動を感じられて楽しい
・朱音を応援したくなる
・落語を面白いと思わされたのが意外で良かった
・テンポが良くてあっという間に読んでしまった
・落語の裏側を知る事が出来て面白い
・入りからオチまでがカンペキすぎて面白い
・とても丁寧に落語の世界の現状や仕組みが説明してあるので入り込みやすかった
など、まだたくさんありました。
あかね噺は面白くない
次に面白くないという意見を纏めてみました。
・落語が分からないと理解出ない
・女子高生が落語家になって修行というストーリーが面白いと思えない
・落語が題材という時点で興味が湧かない
・展開が単純すぎて面白くない
・あかねの落語が面白くない
・キャラばかり増えて内容がよく分からない
面白くない意見はあまり見つかりませんでした。
全体的な口コミの評価としては、落語がわからない人でも理解できるように随所に解説もあり、ストーリーも面白いとの評価が多いですね。
あかね噺の落語家や海外の反応
あかね噺本当に面白い。
あっしも東京ドーム頑張りやす。#週刊少年ジャンプ#EXILE#東京ドーム pic.twitter.com/UHqai9hyGb— 少年セカイ(EXILE/FANTASTICS) (@sekai_official_) December 20, 2022
あかね噺は一生に対する朱音の復讐が描かれてはいるものの、師匠や兄弟子たちの教えを受けつつ、ライバルたちと競い学びながら成長していくというストーリーです。
落語を話す技術はあっても落語に関する知識がない朱音が、兄弟子たちに落語の基本的な事を教えてもらいながら進む姿が読者目線で描かれています。
また、落語が分からない人たちが分かるように最初にどんな演目なのか説明があるのもおすすめポイントです。
そんなあかね噺の落語家や海外の反応はどうなんでしょうか。
落語家の反応
噺家さんたちからも注目を集めているあかね噺の反応はどのようなものなのでしょうか。
実はあかね噺を監修しているのは落語協会所属の二ツ目林家けい木さんなんです。
笑点でおなじみ林家木久扇さんを師匠に持つ方で、落語を知らない方も落語好きな方にも漫画として楽しんでもらいたいと語っています。
上方落語家 月亭太遊さんと江戸落語家 柳家花ごめさん、三遊亭仁馬さん、上方落語家 紋四郎さんと江戸落語家 桂竹千代さんらがそれぞれのYouTubeチャンネルで感想を述べているほど注目しているようです。
さらに、上方落語家 笑福亭鉄瓶さんはYouTubeチャンネルで、あかね噺や上方と江戸の落語の違いなどを図解入りで分かりやすく解説してくれています。
動画を見た人たちからは噺家さんならではのツッコミが面白いと評判です。
落語家さんたちはあかね噺をきっかけに落語ブームが来るかも?と期待されているのが伺えます。
まだまだあかね噺に注目する落語家さんたちが増えそうですね。
海外の反応は?
あかね噺を読んだ海外の方々の反応はどんなものでしょうか。
海外の方で日本文化に興味を持つ方は多いと思います。
ただ日本語が理解できないと噺家さんが何を言っているのか分からないと考えられます。
ですがあかね噺がコミックになった事で、落語の面白さを知る事ができると喜ばれているそうなんです。
作画もキレイで昔ながらの落語にイマドキの女子高生がチャレンジしているというのも面白いと好評です。
セリフなどのアレンジはどうなっているのか分かりませんが、日本の文化を知りたい方には漫画として読めるのが嬉しいと言われています。
海外の方のあかね噺への関心の高さはあかね噺公式Twitterへのリプの多さからも分かると思われます。
世間の反応は?
あかね噺は連載開始してから落語界でも感想を語る噺家さんが多く、好意的な意見がたくさん出ています。
決定打はONEPIECEの原作者、尾田栄一郎さんの「好き」というコメントではないでしょうか。
そんなあかね噺の世間の反応を調べてみました。
・連載当初は落語を少年誌で?という反応が多かったものの、堅実でありながら独特のハッタリも炸裂させている
・朱音の変幻自在な表情も見どころの1つで期待の高さが伺える
・「月刊落語」でも取り上げられるほど注目を集めている
・寄席に行きたくなる
・作中に出てくる観客と読者の気持ちがリンクしている凄さに感心する
・まさか落語に根性が描かれるとは思っていなかったので意外性に驚かされた
関心の高さから良い反応が多かったことが分かりますね。
自分で読んだ感想
あかね噺を自分で読んだ感想を書いていきます。
落語には全く縁も興味もなくただ「面白い」という口コミを見て読んでみました。
落語が分からなくても面白さが伝わってくる事に驚きましたが、噺家になる事の厳しさや難しさが良く伝わってきました。
自分の不甲斐なさに落ち込む徹の気持ち、噺家としてイキイキしているシーン、それをこっそり覗きつつ落語を楽しんでいる朱音など、家族のシーンも刺さる部分が多かったです。
真打の試験結果が、試験を受けた人全員破門という驚きの展開で思わず手が止まってしまいました。
噺家を辞めて働きに出る徹に対しての周囲の反応などもリアルで、夢を諦めて家族を守る事を選ぶ辛さが切なくなるほどでした。
そんな父親の代わりに真打を目指す朱音の今後の成長が楽しみな作品です。
まとめ
今回はあかね噺は面白い・面白くない?落語家や海外の反応は?という内容を紹介しました。
冒険ものやバトルものが多いジャンプでまさかの落語?と驚いた読者も多かったようですが、読んでみたら面白かったという声が続出しています。
あかね噺はアニメで見たい!と期待が高まっているので実現するかもしれません。
ボイスブックで山口勝平さんが演じていらっしゃいますが、落語なんて聞いた事がなかったのに思わず聞き惚れてしまったほどです。
落語が分からない、という方も読んだら意外と面白さが分かると言われているので機会があったらぜひ読んでみて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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