ダイビング

バディとダイビングはどのくらい経験があれば可能?メリットとデメリットも! 

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バディとダイビングと聞いて、真っ先に頭に思い描くのはバディシステムでしょう。

バディシステムはダイバーであれば周知の事実、陸上にいる時から基本的にバディと呼ばれる相棒と常に行動を共にして、自分のことだけではなくバディの器材セッティングから始まり海中に至るまでお互いにチェックしながら安全にダイビングすることですね。

ダイビングのライセンスを取得後は慣れるまで、インストラクターやガイド付きダイビングをすると思います。

もう一つオープンの講習でも学習しましたが、バディダイビングというものがあります。

バディと2人以上でダイビングする事ですが、バディダイビング??と言う方はもう一度テキストを見直しましょう!(笑)

ここでは そのバディダイビングについてお話していこうと思います。

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バディダイビングとは?

バディ(セルフ)ダイビングとは、ダイブマスターやインストラクター等のガイドを付けないで自己責任においてバディと2人以上で潜るスタイルを言います。

そもそも講習でやった通り、ダイバーはCカードを取得した時からバディと2人で潜ることが出来ます。

それをしないのは、まだCカードを取得したばかりの頃は海に慣れていない、技術に不安、安全管理に自信がない、などの理由で、インストラクターやガイドを付けるダイビングが中心になり、それが当たり前になり慣れてしまうからです。

インストラクターやガイドを付ければ安心して海に潜ることができて、なおかつ海のポイントも熟知しているために、その時期や瞬間で見れる生物などの場所に的確に安全に連れていってくれます。

でもそれは逆を言えば、あくまでインストラクターやガイド主体のダイビングであって受身のダイビングの傾向にあると言えます。

例えば土日や祝日に有名なダイビングスポットで潜る場合はオープンウオーターダイバーの講習ならば最大8名までとリミットがありますが、ファンダイブとなると話は別で何人でもインストラクターやガイドの裁量で海に連れて行けます。極端な話100人でもです。

ダイビング指導団体からすれば、基本的な考えとしてCカードを取得したのだから、(バディ同士で海に入れるわけですから)、一度に海に入る人数(チーム)が何人でもバディというミニマムのチームで潜ることは同じ、というちょっと乱暴な話になってしまうのですが(笑)

ガイドやインストラクターはポイントまでお連れするだけ、安全管理はバディ同士でやってね!

(特に海外ではこの考えが浸透していて基本ガイドが安全管理をしないショップはあります)

日本のショップでは実際は多くても10人から15人前後のグループに分け、その中でスキル等を考慮して何組かのバディを作ります。

インストラクターやガイドが安全管理やチェックをしながらエントリーし、海の中でも人数の確認に始まり深度調節、残圧の確認等々細かくチェックしていますね。

決してそれ自体を否定するわけではありませんが、せっかくダイバーになってCカードを取得したのであればガイドやインストラクターを付けずにバディと一緒に海に潜ってもらいたいと思うのです。

ガイド付き、無しどちらのスタイルが良いということはありませんが。

バディダイビングが出来るスキルがある方なら、たとえガイド付きのダイビングをしていても余裕ができて、ダイビングの幅やスキルが上がることは間違いないと思います。

ではバディダイビングをすることのメリットとデメリットどんな事があるのでしょう?

バディダイビングのメリット

バディダイビングのメリットとしては

料金が安く済む!: いきなりお金の話かい! って思うかも知れませんが、一回にかかるダイビング費用が安い分回数を潜れます、ということはスキルUPに繋がりますね。

交通費や昼食代いろいろかかることを考えたらお財布にも優しいです。

ビーチエントリーのガイド付きファンダイブ午前と午後で2回のダイビングが8千円から1万2千円くらいの所なら大体半額の4千円から6千円くらいで潜ることが出来ます。

コースを自由に組み立てることが出来る!: ガイド付きのダイビングは、ガイドが決めたコースをみんなでガイドについていきながらダイビングすることになります、まぁ当たり前ですが(笑) 

バディダイビングならば潜るコースは基本的に自由です、バディとダイブプランを立てて、海中ではしっかり安全管理ができれば行きたいところに行き、見たいものを見れます。

ドMの受身も魅力的ですが、まさに能動的な積極性のあるドSダイビング!

誰かに連れて行かれる感じ満載のダイビングにはない感動があります!

5mの浅い所の巣穴にいるタコをずっと同じ場所で見続けることも可能です(笑)

ダイビングスキルが飛躍的に上がる!: インストラクターやガイドに何かあれば助けてもらえる安心感がそこにはありません、トラブルはバディと2人で解決しなくてはいけなくなるので、より一生懸命に考えて行動しバディに迷惑をかけたくないのでスキルも向上します。

コンパスやナビゲーションのスキルが特にUPしますよ!

バディダイビングのデメリット

責任が多い!:いままではガイドに任せてお気楽に潜るだけで良かったダイビング。

安全管理もさほど気にせず潜っても良かったダイビングが、バディのことや自分のこと、安全管理やダイビング計画等のさまざまな事を考えなくてはならなくなり、その分責任が増えます。

バディのダイビングの方向性に悩む(気を使う):バディダイビングを続けていると時々あるのですが、潜りたいスタイルに違いに悩みます。

5M程の浅い海の砂浜でのんびりしたいダイバーと、20Mくらいの深い所で大きな魚の群れを見たいダイバー、自分のやりたいダイビングスタイルばかり押し付けていたら・・?

揉めますよね・・   でもそこは上手く譲り合ったり、交代で潜るとか折り合いをつけないといけない所ですね(笑)

バディダイビングで最も注意しなくてはいけないことは、安全管理やダイビングの計画をバディと自分できちんと管理をするということ、すべて自己責任!

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どのくらいの経験があればバディダイビングができる?

これは一概には言えませんが、ひとつ言えることは早い段階からバディダイビングを経験することが重要になってきます。

例えばガイドやインストラクター付きのダイビングを数回行って、バディダイビングをしてみる、出来るだけ浅い深度で慣れたポイントやコース取りをして潜ってみる。

ガイドが付いたダイビングで気づいた事をバディダイビングで実践してみる。

いつもガイドがやっているコース取り、綺麗な海の生物のいるポイント、目標物、バディと思い出しながら紙に書くなりしていけば、自分達だけの水中ガイドブックが出来上がります!

これをやっていくとスキルも飛躍的に向上しますし、ガイド付きのダイビングでも余裕や自信になりますよ!

※私も仲の良い友人と早くからバディダイビングをしたおかげでインストラクターを目指すきっかけにもなりました。

上記の方法はぜひお勧めです!

ダイビングのライセンスを取ったその後に是非やって欲しいこと!南の島で綺麗な魚に囲まれて泳ぎたい! 大きなジンベエザメやマンタを近くで見てみたい! あんなにダイビングに憧れてライセンスを...

まとめ

責任も考えることも増えるけど、早い段階からバディダイビングをしよう!

お勧めはいつも潜る海、ガイド付きのダイビングを参考にしてバディダイビングの計画を練ろう!

スキルや自信がついてガイド付きのダイビングやツアーに行っても余裕が出てきますよ!!

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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