【イカゲーム】はしょうもない？面白くないとハマれない人が出る理由！

韓国ドラマ「イカゲーム」は世界的にヒットしているにも関わらず、「しょうもない」「面白くない」というコメントもちらほらあります。

ドラマをはじめ、映画・漫画・小説・アニメなどあらゆる作品に対して好き嫌いを抱くのは個人によるところが大きいです。

そのため「イカゲーム」の面白さにしても視聴した人次第ですが、何故「しょうもない」「面白くない」という声が上がっているのか考察してみました。

イカゲームはしょうもない？面白くない？

『イカゲーム』🦑
こういうジャンルは見飽きない🤩ゲームや仲間の裏切りにドキドキ！善の心を見出だしていく過程も好き。
主役のイ・ジョンジェは『新しき世界』『暗殺』のイメージがあるから今回の役は新鮮♪

観る前はイカゲームって、イカれたゲームの略だと思ってたら全然違った😂
面白かった～♪ pic.twitter.com/lApIj4VmGG

— カール ( •̀∀•́ )✧ (@tyya4x) October 25, 2021

【イカゲーム】作品が浅いから面白くない？

 

まず「イカゲーム」が「オリジナリティーに富んだ作品か？」といったら、そうではありません。

ファン・ドンヒョク監督が公言したように福本伸行さんの「カイジ」から着想しており、またファン・ドンヒョク監督自身が「神様の言うとおり」など日本の漫画を読み好んでいることは知られています。

「カイジ」については類似点が多く、問題視されているものの、注目すべきところはそこではなく

・参考にした作品に頼り過ぎてしまい、二番煎じになってしまった

ことです。

数字が嘘をつかない以上、「イカゲーム」が売れているのは事実です。

けれども視聴者たちが「こんな作品を見たかったんだ！」と言えば、微妙なところだと思います。

以前見た作品と似たようなストーリーに登場人物。

それに加えて「ああ、こうなるだろうな」というバレバレな展開にがっかりした人たちは少なくありません。

デスゲームで求められているのはスリルよりも、いわゆる衝撃の展開だと思います。

例を挙げるならデスゲームは終わったと思い、一段落していたら襲われてしまい、意識を取り戻すとデスゲームの会場にいた……など予想外の出来事です。

視聴者はデスゲームにそうした裏切りを期待していると思います。

制作側の「つくりたいもの」と受け取る側の「みたいもの」が一致するのは難しいですが、制作側はその境目を見極めてつくることもまた仕事ではないでしょうか。

【イカゲーム】幼稚なゲーム内容が「しょうもない」？

なるほど、確かに「イカゲーム」のデスゲームは難しくありません。

「めんこ」　「ビー玉」　子供の遊びらしくシンプルで、だからこそ登場人物たちの境遇や心情にも集中できます……。

しかしながら、そのゲーム内容の幼稚さから、「しょうもない」「面白くない」と感じる方もいるようです。

反面、肝心なゲームの内容やルールがとても分かりやすく万人ウケすることと、幼年時代の遊びを基にしたものも多いので懐かしさもあり、面白いと感じる人もいることも事実です。

このように「しょうもない」「面白い」と感じるか否かは、結局人それぞれということですね。

「イカゲーム」はまさにデスゲームの処女作だったといっても過言ではありません。

言い方を変えれば、視聴者を裏切ることはありませんでした。

それはそれで構わないものの、もしも「イカゲーム」をきっかけに韓国ドラマでデスゲーム作品が増えるとしたら、今度は韓国らしい、かつオリジナリティーがある作品になってほしいと思います。

【イカゲーム】面白くないとハマれない人がいる理由！

今流行りのイカゲームみた💥🔫” pic.twitter.com/8CQrSegbkf

— りな🐣 ミスヘブン総選挙2021〖石川部門〗 石川小松ちゃんこ (@Rina_chanko1111) October 27, 2021

「イカゲーム」にハマれなかった理由として

・「共感しにくかった」

という口コミやレビューも挙げられます。

この共感しにくい原因に考えられているのが、

・韓国社会の在り方
・韓国人独特のセンス

です。
「イカゲーム」はデスゲーム以外にも、社会的弱者をメタ的要素として取り上げています。

特に脱北者が韓国らしいですが、正直なところ、関心のない人や知らない人からすればいまいちピンとしないでしょう。

また参加者たちは経済的な理由からデスゲームに参加しているものの、その生きづらさにうつ病になったりしているわけでもありません。

現在、韓国社会では若者たちのうつ病が問題になっています。

報道によると「うつ病になった者は100万人以上」とされており、そこにはコロナ禍の影も見え隠れしていますが、「社会的弱者」を取り上げながらも「イカゲーム」ではそれには触れていません。

コロナ禍を描くのはある種のタブーであるため、難しいでしょうが、うつ病は世界的に関心が寄せられる精神疾患なのでもったいない気がします。

そうでなくても韓国では中高年のメンタルとして知られているので「イカゲーム」の登場人物たちの年齢にぴったりだし、何より共感しやすい要素としてはうってつけです。

それをしなかったのは制作陣の判断でしょうが、そこには韓国人独特のセンスが光っていると思います。

「イカゲーム」ではゲームをクリアできなかった参加者は脱落＝死です。

ゲームのルールに違反したなら、たとえゲームが行われている最中でも命が奪われます。

その表現はあまりにも簡単で、いっそグロいです。

しかしあまりにも簡単に殺されていく（あるいは、死んでいく）ため、情緒がありません。

敗北者が脱落する間際につぶやく言葉はほとんどなく、デスゲームというよりもサバイバルゲームと言ったほうが適切かもしれません。

また女性の扱いが平等ではなく、男性よりも下に見られている感じが、一昔前過ぎることもまた、共感しにくい理由に挙げられます。

これがもしもイカゲームが流行していた70年代～90年代に行われた設定であれば、それほど風当たりは厳しくなかったかもしれませんね。

イカゲームは本当にヒットしているのか？

そういえば！イカゲームみた！面白かった！
セビョクちゃん、すらっとしてて声が低くて人を信用しない目をしていてとても良かったです pic.twitter.com/0rYVgll88g

— ゆき (@rw_kch) October 20, 2021

「イカゲーム」の人気について、疑問に思う声が後を絶ちません。

事実「印象操作では？」という指摘もあるものの、何とも言えないです。

印象操作とは情報をコントロールすることで相手に与える印象を変えさせ、相手を思い通りにさせます。

似たような方法を挙げるなら、広告の炎上でしょうか。

わざと特定の対象や人物を侮辱したり不適切な表現をしたりしている広告を発表させ、炎上させて注目度を稼ぐという方法です。

当然よろしくないものの、宣伝費のコストを削減できるため、やり手が好んでよく使っています。

これと同じように「イカゲーム」も「大ヒットした！」や「面白いよ！」とアピールし（「カイジのパクリ」もまたアピールの1つです）、再生数を稼いでいるのではないか……いや、そもそもランキングを操作しているのでは？、と思われているようです。

正直なところ、本当にヒットしているかどうかは分かりません。

前述にて「数字は嘘をつかない」と言ったものの、その数字が操作されたものだとしたらヒットしているとは言い難いでしょう。

疑ったらキリがありませんが、周りではイカゲームは広く浸透していますし、面白いといった声が大多数です、数字やＳＮＳの評価を見れば、大人気なのは間違いありません！

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【イカゲーム】ネットやSNSでの評判は？

イカゲームは圧倒的にアリとジュノが好きなんだけど、あまり共感者はいない… #イカゲーム pic.twitter.com/HukUOTEQlu

— りらっくま(22) (@42shim) October 25, 2021

「イカゲーム」のネットでの評判は多種多様ですね。

・オチもそれなりにあって楽しかった
・評判通りで面白そう
・めちゃくちゃ丁寧につくられていて、よかった
・次回作に期待

といった高評価なツイートもあれば、

・胸糞だから要注意
・そんなに面白いか？
・早送りで見た

などドライなツイートもあります。

どのツイートもその人の感性に従って評価しているようなので、どれもこれも「一理あり」といったところです。

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まとめ

今回は、イカゲームについて、しょうもないと感じる方や、面白くないとハマれない人がいる理由についてお話しました。

「イカゲーム」にハマれない理由は二番煎じであること、そして韓国らしさについていけないことだと思います。

本当にヒットしているかどうかは微妙なところですが、売りやすいドラマであるのは間違いありません。

そのせいかネットでは最近パロディが目立っています。

評判に関しては、どれもこれも一理ありますね。

もしも「イカゲーム」に興味があるなら、私は見ることをお勧めします！

面白いですからｗ

最後まで読んで頂いてありがとうございました。